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モノフェローズとして、今回はSONY Liblog Station HS1をお借りしました。
1TBのNAS(ネットワーク接続ハードディスク)として、簡単にデジカメやビデオカメラの映像を取り込めるだけでなく、PS3のようなDLNA対応のデバイスや遠隔のPCでも楽しめるというを体感してみたくて。
さらに私はコンテンツはMacにためているのですが、Macだけでも使えるのかというのも非常に興味がありましたので、そのあたりも試してみました。

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Sony Style(ソニースタイル)Sony Style(ソニースタイル)


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形はTP1やDT1と同じ白いおひつ型で、直径270mm高さ71mmとNASとしては結構大きいですね。置くスペースに少し困ります(TP1を使っていれば別ですが)。
正面にディスプレイ、スライドする蓋の中に各種ボタン/スロットが隠されています。背面は電源コネクタ、LAN, USBx2だけで、シンプルです。蓋は取り外し可能になっています。


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底面にはNETSERVERスイッチがあります。このスイッチをONにするだけでコンテンツのネット公開が可能になります。とっても手軽ですね。他のNASで自分で公開しようとすれば、ブロードバンドルータのNATの設定、ダイナミックDNS(DDNS)の登録とか非常にハードルが高いのですが、UPnPやDDNSを自動設定してくれるのでとっても便利です。
コンテンツもMemory StickやSDカードを差し込みCOPYボタンを押すだけで、ガンガンコピーしてくれます。デジカメの写真はもちろん、HDR-TG1のハイビジョン映像もコピーしてくれるのが良いですね。
(デフォルトでは動画と写真のみコピーになっていますが、後述する設定画面でおまかせコピーの設定をすべてにするとその他のファイルもコピーされます)


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さてこのHS1の設定等はMacでどうすれば良いのか?
LANに接続されたHS1のDISPLAYボタンを2回押してIPアドレスを確認し、ブラウザでhttp://(IPアドレス)/にアクセスするだけです。そうするとホームページが現れ、VAIO Picture Labとホームサーバー設定ページへ行く事ができます。推奨ブラウザには当然MacのSafariはないですが、特に問題なく操作できました。
(メーカー保証外の操作なので、自己責任でお願いします)
ホームサーバー設定ページを選ぶと最初は管理者ユーザ名とパスワードを設定し、2回目以降はそのユーザ名/パスワードで設定ページへ行く事ができます。
設定ページではかなり細かい設定ができます。
またSafariでsmb://(IPアドレス)/を開き、設定したユーザ名とパスワードでアクセスすると、共有フォルダがFinderで開きます。普通のハードディスクのようにここにファイルをコピーしたり、フォルダを作ったり、削除したりできます。
心配だったMacで読み書きする場合の日本語の文字化けも全く起こりませんでした。
音は驚くほど静かです。かなり激しくアクセス(多重に大量のコピーとか)してもほとんど音が聞こえないです。
スロットやUSB接続したカメラからのコピーは共有フォルダのメディア/おまかせコピーにコピーされるようです。そしてメディアという共有フォルダがDLNA機器に公開するフォルダになっています。


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DLNAメディアプレーヤーと言えばPS3(DLNA対応TVなんか持ってないので・・)。ということで、PS3でコンテンツを表示してみました。
HS1(名前をMy StationからHS1に変更しています)は問題なく表示されました。HDR-TG1で撮影したハイビジョン動画もそのままハイビジョンで再生可能です。ただデジカメで撮影した動画(mov)は認識しませんでした。残念。


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音楽(mp3)や写真も問題なく認識しました。(音楽はPS3で見るとやはり文字化けするものもありますね。MacのiTunesのID3のせいだと思いますが)
HS1上の音楽を再生しながら、HS1上の写真のスライドショーなんてこともできますね。とっても手軽でいい感じです。ハイビジョンテレビで写真を見るとパソコンのディスプレイで見ているよりすごく綺麗に見えますし、PS3の色々なスライドショーのエフェクトも良い(ポートレートが一番好き)。


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ちなみにブラウザでhttp://(IPアドレス)/にアクセスした後、VAIO Picture Labを選ぶと、このようなちょっと面白いインタフェースで写真をブラウズすることができます。スライドショーも可能です。決められたものだけですがBGMも流せます。


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以上はホームネットワーク内からしかできない事です。インターネット経由で屋外からVAIO Picture Labで写真を見たいと思えば、設定ページでVAIO Picture Lab設定で公開用共有フォルダを作成する必要があります。また前出のNETSERVERスイッチをONにする必要があります。


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フォルダを作成し公開したい写真を入れれば、後は設定ページに書かれているちょっと複雑なURLにアクセスすることで、VAIO Picture Labで離れた場所からもアクセス可能です。もちろんパスワード設定も可能。
初めホームネットワークからこのURLにアクセスしてつながらないと悩んでいたのですが、よく考えれば外からDDNSを使って家のHS1にアクセスするためのURLなのでつながらなくて当たり前。イーモバイル網や会社からアクセスしてみましたがちゃんとつながりました。
調子に乗ってNASの共有フォルダをTime Machineのバックアップ先に指定できるようにするTM Managerを使って、HS1で作成した共有フォルダをTime Machineのバックアップ先に指定してみましたが、さすがにこれは書き込み時にエラーが出て実行できませんでした。Time Capsule代わりに使えるかと思いましたが残念。
あとは自動アップロード機能、データリンク機能というのもあるのですが、これはWindows PC用のPC Linkというソフトを使うのでMacでは使用できません。これらの機能を使わないのであればMacでも使えそうということがわかりました。
ちなみにMacの場合、メディアの下にPicture, Musicというフォルダを作っておいて下記のコマンドを実行すればiPhoto, iTunesのファイルを一括転送できますね。cronを使ってコマンドを定期的に実行すれば、定期的な同期も可能。
rsync -a ~/Pictures/iPhoto\ Library/Originals/ /Volumes/メディア/Picture/
rsync -a ~/Music/iTunes/iTunes\ Music/ /Volumes/メディア/Music/
HS1は写真はビデオをパソコンを使わずボタン一発で溜め込んだり、PS3を使ってテレビやオーディオで楽しめるのがとっても良いですね。
今回はお借りできませんでしたがデジタルフォトフレームCP1を使えばおじいちゃん/おばあちゃんのところに孫の写真を(一度設定すれば)難しい操作せずに表示したりもできそうですね。
今はiPhotoでmobile meにアップロードして写真を共有しているのですが、HS1のように家庭内のネットワーク接続HDDに外からアクセスできるのと、どっちが良いのでしょうね?

1件のコメント

  1. 良くも悪くも・・・(^^;;;【みんぽす・VAIO HS1/CP1レビューその3・まとめ編】

    あ〜〜〜〜、眠い・・・ UEFA CLのある週は火・水と夜は仮眠だけになるので ヒッジョーに眠いんです・・・ それに加えて最近親戚筋で不幸が続いていて、 …

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