ChromeOS3
Googleの新OS Chrome OSが披露されました。どうせ常時接続前提ならOSなんてブラウザで十分、そうすれば高速に起動するしセキュリティも高められるというAndroidよりも割り切り度の高いOSとなっています。シンクライアントみたいな感じですが、特別なサーバを必要としない(Googleのクラウドは使う)ので、導入しやすい感じでしょうか。
開発用のソースコードもオープンソースとして公開されましたが、目玉の高速起動はBIOSレベルから最適化するため、専用のハードが必要となるらしい。Chrome OS搭載ネットブックは1年後くらいにリリースされるらしい。
開発用のソースコードはThe Chromium Projectsで公開され、LinuxでビルドすればVMwareやUSBメモリブートで試すことができます(ちなみにHDDはサポートされていないらしい)。
ビルドされたイメージもgdgtからダウンロード可能となっています(要登録)。
ということで、MacBook Proに入れていたVMware Fusionで動かしてみました。


ChromeOS1
仮想環境だしBIOSも最適化されていないので、起動はそれなりにかかってしまいます。
起動するとGoogleアカウントの入力を求められます。
ChromeOS2
GoogleアカウントでログインするとChromeブラウザーが立ち上がります。本当にOSイコールChromeブラウザって感じです。日本語もちゃんと表示されます。ただし日本語変換ができない・・。
タブでWebアプリケーションを切り替えて使うイメージになります。左上のアイコンをクリックすると始めのスクリーンキャプチャのようなWebアプリのメニューになります。
ChromeOS4
右上のアイコンは動作メニューだったり設定だったり。
ChromeOS5
Flashも動作して、FlashゲームやYouTubeなんかが動きます。
chromeOS7
SDカードを差し込むとファイルブラウザが立ち上がり、デジカメ画像ファイルを選ぶと表示したりなんてことも出来るようです。
ChromeOS6
VAIO type PのVMware Playerでも動かしてみましたが、非力なのでかなり重い感じです。MacBook Proではサクサク動作したのですが。ちょっと使っただけで良く落ちたりフリーズしたりしたので、安定性はまだまだみたいです。
超高速起動の最適化されたChrome OSってのも体験してみたいですね。
ちなみに、ダウンロードしたイメージの使い方は下記のような感じ(VMwareのバージョンや種類によって細かくは違うと思います)。
1. VMware Fusion(またはVMware Player)で新規仮想マシンを作成
2. ディスクを使用せず続行、カスタム仮想マシンの作成、Linux、その他のLinux 2.6.xカーネルを選択
3. 仮想マシンの設定で、仮想ディスクを削除し、新規仮想ディスクとしてダウンロードしたvmdkファイルを指定する。
4. ネットワークの設定をブリッジ接続に、メモリサイズを512MBに変更。
5. 仮想マシンの実行

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