ロカリサーチの紹介で、PHILIPSのドッキングスピーカー「Fidelio」のモニターをさせて頂くことになりました(数日ですが)。お借りしたのはFidelioシリーズでも最上位機種となるFidelioPrimo DS9000。この機種はiPadのドックにもなるということで興味がありました。
※本記事は掲載料が発生しますので、[PR]と表記しています。
もちろんiPhoneも接続できます。iPhoneの大きさとの比較から分かるかと思いますが、かなり大きいです。重さも約6.4kgとかなりあります。
本体にはドックコネクタと音量ボタンしか付いておらず、操作はリモコンかiPhoneなどで行うことになります。音量ボタンには近接センサが付いており、手を近づけると音量ボタンが光ります。リモコンのデザインも含め、シンプルでかなり格好よいです。リモコンは少し重みがありますが、持ちやすく高級感があります。
筐体には木材が使われておりかなり高級感があります。またその曲面は定在波の発生を抑えるのに役立っているそうです。
背面にはバスレフポートがあり、低音もしっかり出ます。
可動式のドックポートで、iPhone, iPad, iPodなど多彩な機種に対応します。
デジタル接続できるのでプレーヤーの音質に引きずられずにiPhoneなどの音をクリアに再生可能。
たぶん何度も貸し出されているモニター品固有の問題だと思いますが、接触不良のような感じでiPhoneなどを接続しても認識しない場合が結構ありました（ポートを前向きに傾けると認識したりする）。もし可動式のため壊れやすいのだとしたら問題ですが。
サウンドを聞いてみた感じでは、さすがに低音から高温まで良く出ます。まだまだ余裕があって相当大音量まで出そうな感じです。大きいとは言っても一体型なので音の広がりには欠けますが、それ以外はいい感じです。クラシックなんか聴くと、小さい音から大きな音まで存分に再現してくれます。久しぶりに色々な楽曲を聞き入ってしまいました。
第1世代のiPod touchも後述するアプリはインストールできませんでしたが使うことができました。
そしてiPad。iPad接続では画面が広いので様々な情報を表示したり動画を表示したりしながら、高音質なサウンドを楽しむことができますね。
AUX IN端子が付いており、アナログライン入力からのサウンドを楽しむことも出来ます。MacBook Airを接続して、YouTubeのPVなどを楽しんだところ、音が良いのでつい色々見てしまいました。
薄型TVのイヤホン出力等からTVの音声を入力することで映画等を迫力のある音声で楽しむことも出来ます。ただ、アナログ入力のレベルが低くかなり音量を上げないとまともに聞こえないのが気になりました。そのままiPhoneなどの入力に切り替えて、爆音に(;_;)
iPhone, iPad, iPod touchなどを接続するとPhilips FidelioのiPhoneアプリ(無料)のインストールが求められます。このアプリがなくてもドッグ接続するだけで音声をDS9000から出力できるようになるのですが、このアプリをつかうとイコライザーが設定できたり、
ネットラジオが聴けたり、
もちろん音楽も聴けますし、聴いている曲や気に入った曲をTwitterやFacebookでシェアできます。アラーム設定することも可能です。
他のアプリでの音声をDS9000で楽しむこともできました。Media Link Player LiteのようなDLNAプレーヤーでDLNAサーバー上の曲を再生したりも可能です。
YouTubeアプリでは、映像と一緒に高音質なサウンドが楽しめるのが良いですね。ビデオアプリでiPad内のビデオを楽しむこともできます。リモコンで再生／停止がコントロールできるのも良いです。
Safariでニコニコ動画を楽しむなんてこともできますね。
iPadをドッグに接続したまま色々なアプリを利用するのは面白いと思います。縦位置に固定されてしまうので、横位置専用アプリではいまいちですが。
高音質と高級感のあるシンプルなデザインの両立、そしてiPadをそのディスプレイにしてしまう発想がとっても良いと思いました。
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