WD TV Live 既存のテレビでhuluを楽しめるネットワークメディアプレーヤー


今日はFans:Fansの紹介でウエスタンデジタルジャパン株式会社主催の「WD TV Live」発売発表会 ブロガーイベントに参加してきました。
Western Digitalと言えばハードディスクメーカーとして有名で、去年HGSTを買収。HGSTは日立とIBMのハードディスク事業を統合したものなのでIBMの特許とかも取得しているそう。
Western Digitalは、ハードディスクだけでなくデジタルコンテンツマネージメントを提供しようとしており、今回の「WD TV Live」はオンラインコンテンツ、パーソナルコンテンツの出口としてTVに表示するための機器という位置づけらしい。



本体は非常にコンパクトですが、HDMI端子とコンポジット端子、光オーディオ端子、イーサ端子、USBx2を搭載しています。また無線LANも内蔵しています。
USBにHDDやUSBメモリなどストレージを接続すれば、ストレージ内のコンテンツを扱うことが出来ます。USBキーボードを接続することもできるみたい。

TVで視聴するということでやはり一番ニーズがあるのは動画。そのためオンラインサービスとの連携に努め、今回huluとの提携を発表した。YouTubeやVimeo, MLB.tvにも対応。その他、(ニコニコ動画やUSTREAMなど?と)提携交渉も行っており、オンラインサービスは増やしていきたい。サービスが増えればファームウェアアップデートで対応する。とのこと。
RSSリーダーはあるが、ブラウザはTVで見る必然性がないため搭載しなかったとか。

まあ、既存のTVでhuluを視聴できるというのが一番の特長ですね。huluは月額980円(で見放題)になったし、テレビ東京や日本の映画会社との提携でコンテンツも増えていますね。

パーソナルコンテンツはUSBに接続したストレージやDLNAサーバ、ファイル共有されたものが視聴でき、対応フォーマットも多いです。
DTCP-IPには今のところ対応の予定はないそうです。

付属リモコンでは日本語入力ができないのですが、スマートフォン(Android / iOS)のアプリで操作、日本語入力が可能です。

音楽もタグで様々にソートしたりできますし、写真を日付で探したりすることもできます。

音楽を聴きながら写真スライドショーも可能。
ちょっと触ってみた感じでは、動作が遅いと感じることはあまりない感じで、メニューなども綺麗。一部英語のまま残っている部分もありましたが、発売時には日本語になっているのかな?
メディアプレーヤーとしては(DMRやDTCP-IP対応などの特長はなく)普通な感じなので、オンラインサービスが米国に比べて少ない日本でhulu以外どこまで魅力的なオンラインサービスに対応するのかが気になるところ。huluだけなら光BOX+なんてのもありますからね。
Western Digital, AMN, ブロガーの皆様ありがとうございました。

saya: