64(ロクヨン)


64(ロクヨン)」を読み終わりました。かなり分厚い本ですが、Android版電子書籍Reader by Sonyのおかげで軽々と持ち運べました。ちょうど発表された2013年本屋大賞で第2位だそうですね。


なかなか濃い内容の警察小説で、次から次へと新たな展開があり、ぐいぐい引き込まれます。刑事とキャリア、地方と東京、広報とマスコミ、組織と個人、親と子、現在と過去、様々な関係が深い心理描写やリアリティのある登場人物で描かれますが、それらが複雑に絡み合い、物語が展開していく様はまさに圧巻ですね。こんなに濃い小説は初めて読んだ感じがします。かなり前にポイント消化で購入したのですがもっと早く読めば良かった。
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saya: