いつもお世話になっているAMNさんから外付けモニター「Gechic On-Lap 1101P」をサンプリングでいただきました。このモニター、11.6インチながら本体は480g、カバーを含めても690gしかありません。
本体とカバー。11.6インチのモニターなので大きさはありますが、とっても軽い。バッテリーやCPU、チューナーなどは何も搭載していないためですが、持ち運びには便利。
カバーは写真のように背面に付けてスタンドにすることも、液晶面に付けて画面を保護することもできます。
本体側面のボタンはシンプルで電源、設定、メニュー、上下のみ。
端子群。電源用のmicroUSBと、microHDMI、mini DisplayPort, ミニD-Sub15ピンの入力が付いています。ヘッドホン出力もあり。
付属のケーブル。microHDMI-miniHDMIケーブル、microHDMI-HDMIケーブル、電源用microUSBケーブル、USB ACアダプタが付いています。
電源用microUSBケーブルにはUSB端子が2つ付いており、電流が足りない場合は2つのUSBポートを利用できるようになっています。
カバーはこんな風になっており、磁石でスタンドの角度を調整できるようになっています。
まずは、MacBook Proの外部モニターとして使ってみました。DisplayPortのケーブルは持っていないので、付属のmicroHDMI-HDMIケーブルで。電源もMacBook ProのUSB端子1つに接続しましたが、問題ありませんでした。
1980×1024のIPS液晶はかなり精細で綺麗です。本体の設定から色の調整などもできます。IPS液晶は視野角が広く斜めからもよく見えます。
発色が良いので写真の現像や映像の編集などでも使えそうですね。
外に持ち運んでマルチディスプレイで使えるなんて結構良いかも。
次はビデオカメラのモニターとしての使い方。
写真はちょっと古いビデオカメラですが、miniHDMI出力が付いています。
付属のminiHDMI-HDMIケーブルを使えば、撮影している映像がリアルタイムにモニターに出力できます。
ビデオカメラ付属のモニターより大きく精細に見えますので、しっかりとしたピント調整や撮影映像の確認などに使えそうです。
モニターはモバイルバッテリーで駆動させることも可能。AC電源が不要なので外でも使えます。
さらに、1101Pには三脚マウントキットも付属しています。三脚に取り付けることができるので、カメラと一緒に付けて本格的な映像撮影などで使えそうですね。
ただし、三脚マウントキットはネジで固定しないといけないのが少し面倒かな。
こちらはmicroHDMI端子だったので、別途HDMI-microHDMIを変換するアダプターを使用しました。(miniHDMIにも変換できるアダプターだったりします)
リアルタイムにカメラの映像は出力されませんでしたが、撮影した写真の確認はできます。
WiFiで転送してなんてことをしないでもHDMIケーブルで繋げば簡単に細かいところまで確認できるというのは良いですね。
RX100M3では、microHDMI端子からリアルタイムの映像も出力可能でした。
カメラによって端子やできることは異なると思いますが、最近のカメラだとminiHDMI端子かmicroHDMI端子が付いていることが多いと思うので、フォトウォークなどでみんなが撮影した写真をその場で確認しあうなんて使い方にも良いかも。
さらにChromecastを接続してみるなんて使い方も試してみました。
モバイルバッテリーが2端子同時給電可能なので、モニター本体とChromecastを同時給電。
スマホからYouTube映像をキャストして見ましたが、とても簡単に映像を楽しむことができました。
さらにWii UとHDMIで接続して、ゲーム画面として使うとか。写真はNintendo×JOYSOUND Wii カラオケ Uです。
ちょっと時間が取れなくて外で試す機会は得られませんでしたが、モバイルバッテリーで使え、パソコンのサブモニターとして、ビデオカメラやカメラのモニターとして、ゲーム機やSTBなどを繋いでテレビ代わりにと、非常に多彩に使えるモニターだと感じました。
GeChic On-Lap 1101P 11インチ フルHD モバイルモニタ ON-LAP 1080p/24Hz入力対応フォトグラファー向けモデル