美人に写す撮影WS 兼本玲二先生からスタジオでの定常光ライティングについて学んできました

みんぽす仲間で写真家の宝槻稔さん企画の「美人に写す撮影WS」に参加してきました。
写真家の兼本玲二さんから、定常光ライティングについて教えて頂き、スタジオで実践するというクローズドなワークショップです。


会場は中野にあるケンコー・トキナーサービスショップ内にある撮影スタジオ。3時間10,800円(会員価格)で利用することができます。入会金は540円、年会費無料。
様々な照明機材や撮影台、背景紙、三脚などの撮影用機材、モデルさん用のメイクルームが用意されており、上記料金で利用できるそうです。


今回はLEDライトを利用しましたが、LEDライトは近年高演色になっており、一昔前のものとは全然違うとか。
写真で左が昔のもので右が最近のもの。


今回は利用しませんでしたが、ストロボも各種取りそろえられています。
定常光は光を見ながら調整できるので、非常に分かりやすい。ストロボもその延長上。一瞬を止めて撮影したいときなどはストロボが良い。


兼本先生からは、ライティングの基本を教えていただきました。
ライティングには6種類のパターンがある。
影からライトソースの場所や角度を予想しよう。


6種類のライティングに補助的に光を足していくことでより美しい仕上がりに。
ただし、影が複数出るようなライティングはNG。


ワークショップでは、皆が持ち寄ったポートレイト写真を再現するライティングを自分たちで設置するというものでした。


ライトの位置や近さ、広がり、角度、ディフューザーやレフ板の位置などでかなり光の感じが変わります。

OLYMPUS CORPORATION E-M1MarkII,OLYMPUS M.40-150mm F2.8,80 mm(35mmF), 0.013 sec (1/80),f/2.8,ISO640,-1.3 EV,[original]

OLYMPUS CORPORATION E-M1MarkII,OLYMPUS M.40-150mm F2.8,110 mm(35mmF), 0.01 sec (1/100),f/2.8,ISO1000,-1.3 EV,[original]

OLYMPUS CORPORATION E-M1MarkII,OLYMPUS M.40-150mm F2.8,110 mm(35mmF), 0.008 sec (1/125),f/2.8,ISO1600,-1.3 EV,[original]


風邪を再現するために扇風機まで登場

OLYMPUS CORPORATION E-M1MarkII,OLYMPUS M.40-150mm F2.8,80 mm(35mmF), 0.033 sec (1/30),f/2.8,ISO3200,0 EV,[original]

OLYMPUS CORPORATION E-M1MarkII,OLYMPUS M.40-150mm F2.8,114 mm(35mmF), 0.013 sec (1/80),f/2.8,ISO3200,-1.3 EV,[original]

OLYMPUS CORPORATION E-M1MarkII,OLYMPUS M.40-150mm F2.8,80 mm(35mmF), 0.04 sec (1/25),f/2.8,ISO3200,0 EV,[original]

撮影者もモデルになってみたり。


最後は兼本先生によるモデル撮影用の万能ライティング。

OLYMPUS CORPORATION E-M1MarkII,OLYMPUS M.40-150mm F2.8,92 mm(35mmF), 0.01 sec (1/100),f/2.8,ISO1000,+0.7 EV,[original]

OLYMPUS CORPORATION E-M1MarkII,OLYMPUS M.40-150mm F2.8,212 mm(35mmF), 0.005 sec (1/200),f/2.8,ISO1600,+0.3 EV,[original]

OLYMPUS CORPORATION E-M1MarkII,OLYMPUS M.40-150mm F2.8,158 mm(35mmF), 0.006 sec (1/160),f/2.8,ISO2500,+0.7 EV,[original]

スタジオ撮影でライティングを自分たちで設置するのは初めての経験でしたが、とてもわかり易く、勉強になるものでした。
またぜひスタジオ撮影してみたいです。
兼本先生、宝槻先生、ケンコー・トキナーの福島さん、モデル・参加者の皆さん、ありがとうございました。

saya: