サイクリングは好きなのですが最近あまり走っていないなと思っていたところ、シマノさんからサイクルモード2017取材のお話を頂きました。
サイクルモードは日本最大の様々なスポーツバイクを体験できるスポーツバイクのイベント。注目は欧米で盛り上がりをみせるe-Bike、いわゆる電動アシスト付きのスポーツバイクです。そのe-Bikeを体験してきました。
幕張メッセで３連休に開催されたサイクルモード。多数の自転車メーカーの最新モデルだけでなく、パーツ、関連グッズ、トークショー、講座などもあり、多くの人で賑わっていました。
そして一番の魅力はスポーツバイクの最新モデルを試乗できるところ。試乗のためには誓約書を記入してパスを発行して貰う必要があります。（誓約書はWEBで事前登録して記入することも可能）
パスは手に巻かれますが、これがあると何度でも試乗が可能。試乗は各ブースで自転車を借りてコースまで運んで行いますが、人気モデルだと予約制になります。試乗にはヘルメットが必要ですが、持っていない場合は自転車と一緒に借りることができました。
今回はe-Bike試乗が目的でしたが、e-Bikeはどこも人気で予約が思った以上に入っていました。
最初に試乗させていただいたのはYAMAHA YPJ-R。
思っていた電動アシストのバッテリーのイメージと違ってかなりコンパクトであまり目立たないデザインになっています。
本体も軽くて本格的なロードバイクです。ちなみにコントロールレバーやキャリバーブレーキ、変速機などはSHIMANO 105というシマノ製ロードバイク用コンポーネントを使っています。
コースを走ってみたところ、まずアシストありだとなしに比べて走り出しや坂道の登りなど圧倒的に軽いですね。初めから重いギアでも難なくスタートできます。
次に試乗したのは、MIZUTANI Seraph E-01S。
こちらもフォルムが美しいロードバイクで、電動アシストはシマノ STEPSのコンポーネントを搭載しています。
左ハンドルに3ボタンのスイッチが付いていて、アシストモード（HIGH,NORMAL,ECO,OFF）を変更できます。
ディスプレイでアシストモードや残り走行可能距離、時速、走行距離、走行時間、時計、使用中のギアの段数などが確認できます。
実際に試乗したところ、やはりアシストありだとスタートがらくらく。登り坂のコースも立ち漕ぎなど要らず、平地と変わらない感じで走れますね。変な加速もなく、足の動きに合わせて自然にアシストしてくれるのが良いですね。アシストをオフにしたら通常より重くなるというわけではなく、普通のスポーツバイクの走り心地です。
短い距離ですが幕張メッセのすぐ外も走ることができたので、スピードを上げてみました。アシストありだと簡単に30kmくらいまで出すことができましたが、アシスト無しだと30kmまで出すのに距離がかかりましたね。
BeSVブースでもシマノ STEPS搭載のMTB TRS1が試乗可能でしたが、人気で試乗できず。MTBのようにオフロードを走る場合はさらにアシストが重宝しそうです。
シマノ STEPSは欧州向けにシティバイク向けE6000シリーズとMTB向けE8000シリーズをリリースしていますが、来年国内向けモデルがリリースされるそう。ハードは、コントロールディスプレイ、スイッチはE6000、動力ユニット、バッテリーはE8000のものを用い、ソフトウェアを日本の国内基準に合わせたものだそう。国内基準に合わせるとは速度が25kmを越えるとアシストしなくなる等の変更だそう。
ドライブユニットも軽量・コンパクト。トルク、ケイデンスも計測します。
シマノは自転車コンポーネントの提供のみで自転車自体は作っていないので、シマノSTEPSは各メーカーの自転車として販売されることになります。
MIYATA CRUISE
2018年2月１日発売予定です。
深谷産業 GHISALLO E-305(仮称)
2018年春頃発売予定
MIZUTANI Seraph E-01S
2018年春頃発売予定
シマノブースでは他にも様々なバイクグッズが展示されていました。
バッグや、
久しぶりに自転車で風を切って走って、とても楽しめました。特にe-Bikeの自然なアシストで、立ち上がりの加速や上り坂の楽さに感動しました。
お値段がかなりするので中々手がでないですが、機会があればぜひe-Bikeで軽快な走りを楽しみたいですね。
シマノの皆様、自転車メーカーの方々、ご一緒した皆様、ありがとうございました。
（Sponsored by シマノ）