浅草駒形を歩いていて目にとまった「木花之醸造所」の文字。こんなところに醸造所があるんだと思ったら、創業令和元年とあり、昨年の6月に誕生したばかりみたいです。
木花之の名前は桜が咲くように美しい姫という意味があり酒造りの神様でもある木花之開耶姫(コノハナノサクヤビメ)から。
麹室を併設したどぶろく醸造所で、日本酒の三段仕込みや、清酒酵母など日本酒造りの技術を採用しているそう。
この醸造所に併設されているバルが「ALL (W)RIGHT sake place」。醸造されているどぶろくはもちろん、日本酒、クラフトビールなども楽しめます。
カウンター席やテーブル席の他、ソファ席や立ち飲み用テーブルもあります。
ハナグモリ 5勺(90ml)550円
ボトルや8勺でも頂けますが、他も頂きたかったので5勺で乾杯。
ここ木花之醸造所で醸されている定番のどぶろくが「ハナグモリ」。木花之開耶姫が咲かせた桜の中をくぐるかのような幸福感を味わって欲しいと名付けられたそう。ちょうど満開の桜の花のくぐってきた日だったのでちょうど良い花見酒です。
濾過されていないので酒粕たっぷりでとろりとした甘みがありますが、すっきりとしたキレのある日本酒の味わいも。
酒粕ドライフルーツバター 500円
まったりとした旨味と甘味が良いです。もちろんハナグモリとの相性も抜群。
日本酒はショーケース内に色々取り揃えられていて、一番上のPremium Sakeが5勺 880円、その他のSakeが5勺 550円、8勺 880円、1.5合 1,580円になっています。
山本 純米吟醸 生原酒 6号酵母と7号酵母を選んでで飲み比べ。6号酵母は「新政」から、7号酵母は「一白水成」から分けられた酵母。ともにとてもすっきり爽やかな日本酒ですが、飲み比べるとその旨味の違いが分かるかも。
KURA前串揚げ三種盛り 880円
海老の味噌漬け、鶏ささみの塩麹漬け、季節のお野菜(生姜)の3種の串揚げ。
ソースや塩、タルタルなども付いていますが、どれも味がしっかりしているのでそのままでも美味しいです。
下町ハイボール
下町ハイボール(焼酎と謎のシロップを炭酸水で割ったもの)で〆。
今回は帰り際のちょい呑みでしたが、またゆっくりお酒を味わいたいですね。
醸造所の見学も可能らしいです。
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