北斎画の魅力を堪能できる すみだ北斎美術館 開館5周年

11/21はすみだ北斎美術館開館5周年を記念した墨田区民感謝デーで、企画展・常設展が観覧無料。すみだ北斎美術館は気になりつつも行ってなかったのでこの機会に行ってきました。
行列ができていて入館まで30分ほどかかりましたが、整理券を配って講座室で順番が来るまで待機という感じでした。

11/21から28まで「富嶽三十六景」のリーフレットプレゼント(数量限定)も行われています。北斎の代表作「富嶽三十六景」(すみだ北斎美術館が所蔵する46図)が収録されています。
墨田区シティプロモーションロゴマークピンバッジも頂きました。北斎の画号「画狂老人北斎」の「人」という文字と北斎が使用していたベロ藍のグラデーションの背景だそう。

企画展「学者の愛したコレクション ―ピーター・モースと楢﨑宗重―
世界有数の北斎作品のコレクターで研究者のピーター・モース氏のコレクションから江戸時代の風俗・流行が窺える作品群、葛飾派作品以外にも貴重で多種多様な資料を収集した浮世絵研究の第一人者・楢崎宗重氏のコレクションから江戸から昭和期にかけて特に人気や評価が高かったとされる絵師・画家の作品群が展示されています。研究者の視点から見どころが解説されていて見ごたえがありますね。企画展は撮影禁止です。

常設展では、年代順に北斎作品が展示されており、タッチパネルで説明もあります。一部作品を除き写真撮影可能(フラッシュや動画撮影は不可)。

錦絵の制作工程の解説もあります。

誰もが知っている富嶽三十六景「凱風快晴」

富嶽三十六景「神奈川沖浪裏」などの作品も展示されています。

北斎漫画

定規とコンパスを用いて絵を描く方法(略画早指南)

人物や動物を一筆で描く方法(一筆画譜)
など様々な指南書も。

「北斎のアトリエ」再現模型

様々な北斎の作品をじっくり鑑賞することができ、とても興味深い展示でした。

saya: