先日開催されたHUAWEI JAPAN 2023年度フラッグシップ新商品発表会に参加してきました。HUAWEIといえば長時間バッテーリーが持つスマートウォッチHUAWEI Watch GTやコスパに優れたHUAWEI Bandなどが人気ですね。
発表会ではハイエンドスマートウォッチWatch Ultimateやゴルフスイング・ランニングフォーム分析できるS-TAG。血圧計付きスマートウォッチWatch D、水滴型イヤホンFreeBuds 5など多数の新商品が発表されました。まずは、HUAWEIの戦略についてと、HUAWEI Watch Ultimateについて紹介します。
HUAWEIの戦略
ファーウェイデバイス日本・韓国リージョンプレジデント 楊 涛(ヤン・タオ)氏による日本でのファーウェイの戦略についてのプレゼン
ファーウェイでは、年間売上の25.1%(3兆円)を研究開発に投じ、国際特許出願数ではNo.1
スポーツ&ヘルスケア領域でも、HUAWEI Health labを建設し、多数の医学論文発表・特許申請
スマートウォッチ等のデバイスで正確な健康データの計測に注力し、科学的な運動指導を提供。日本のサードパーティにもデータを提供しサービスを提供するのが健康管理分野の戦略
TruSeenでモニタリングできる項目は増えており、様々な環境での心拍数や血中酸素レベル、血圧などを計測可能に
モニタリングの精度を上げるには、多様なワークアウトモードや幅広いユーザへの対応、様々な環境への対応などが必要
ワークアウトシーン、多様な人の手首や環境による変化を考慮し、スマートウォッチを開発
円形配置の8個のフォトダイオード+2組の発光源+曲面ガラスレンズで、動いたときの外部干渉を大幅に低減して、動きまわっても安定した心拍数の計測を実現
光路設計+ダイナミックな調光アルゴリズムで発光効率の向上、受光ロスの低減、メラニン色素による光吸収を補正、光源の光量を調整して、肌の色などの違いに対応
TruSleepによる睡眠モニタリングもアップデート。専門的な睡眠改善サポートが可能に
ユーザ専用の睡眠の問題や原因分析のレポート、200種類を越える専門的な睡眠改善アドバイスを提供
TruSportでは、正確な運動データとビッグデータに基づいた分析に基づき科学的な運動指導を提供。日本のサードパーティにもデータ提供して専門的なサービスを提供
高精度なモニタリングデータとランニング能力分析
ランニング、サイクリング、登山、スキーなどのワークアウトはショートムービーを作成してシェアすることも可能
登山、スキーなどそれぞれ専用のモニタリング
多彩なウェアラブルデバイス・ヘルスメータなどによるデータのモニタリング・分析・可視化による健康・安全面でのビジネスソリューションを提供
HUAWEI WATCH Ultimate
次はハイエンドスマートウォッチ HUAWEI WATCH Ultimate について
ハイエンドにふさわしいビジネスやラグジュアリーシーンでも使えるプレミアムなデザイン
1.5インチLTPO AMOLEDディスプレイで省電力で綺麗なウォッチフェイス
サファイアガラスで傷がつきにくく透明度が高い
高い耐久性のセラミックベゼル
チタン合金製のクラウン
非晶質ジルコニウムをベースにしたリキッドメタルをケースに採用。非常に堅牢で耐摩耗性と耐腐食性に優れている
316Lステンレススチールボディと比較して、4.5倍の強度、2.5倍の硬度、17.4%減の質量を実現
カラーはボヤージュブルー一色
水深100mのダイビングに対応した防水性能
ミクロレベルの防水フィルター
独自の16層構造による防水設計
防水規格 10ATM ISO22810、ダイビング機器の耐水規格 100M EN 13319を取得
100mスキューバダイビングモードではプロフェッショナルなダイビングアルゴリズム、ダイビングガイドを搭載。Bühlmann減圧アルゴリズムでダイビングデータを継続的にモニタリング
オーバースピード上昇、減圧停止、ガスの切り替えなど20カテゴリ以上のリマインダーを提供
振動や水中でも聞こえる音などでアラートを知らせる
水中でも画面はしっかりと見える
フリーダイビングモードでは、ホバータイマーを搭載。心拍数や血中酸素レベルのリアルタイム計測に基づく科学的な呼吸トレーニングを行える
ダイビングデータを簡単に共有可能
フリーダイバーの原 哲夫氏からも「ホバリングタイマーによるホバリング時間の管理や、正確な深度を測ることが出来ました。ダイビング後も、スマートフォンで深度、水温など詳細なパフォーマンスをすぐに振り返ることができたことが良かったです。」と使用感が語られました
エクスペディションモードでは、キャンプや星空の下でのハイキングなど薄暗い環境でも視認しやすいDIMモードを搭載
デュアルバンド5システムのGNSSで正確な位置情報を連続記録。ルートバック機能で道を外れてしまった場合も戻ることができる
100種類以上のワークアウトモードに対応
心拍数、睡眠、ストレス、血中酸素レベルなど健康モニタリングも可能
もちろん一般的なBluetooth通話やSNS通知・クイック返信も可能
通常使用で14日間の長時間バッテリー、60分でフル充電、5分で1日使用可能な急速充電なども特長
早速、HUAWEI WATCH Ultimateをタッチアンドトライ。
見た目よりかなり軽量に感じるのはリキッドメタルのおかげですかね。回転式クラウンやボタン、タッチ操作の操作感はかなり快適です。
ビジネス向けのチタン合金ベルトの他にスポーツ向きのブルーHNBRベルトも同梱。
装着感も良いですね。表示もとてもきれい。
様々なアプリを一覧表示
ワークアウトメニューは豊富ですね。
Android/iOSスマホアプリと連携して様々なデータを確認したり、共有したりできます。
健康管理・睡眠管理も長時間・高速充電バッテリーのお陰で継続的にとれますね。
ダイビングする人にはダイバーズウォッチとしてはかなりのコスパじゃないでしょうか。ダイビングしない人にも100m防水はオーバースペックかもしれませんが、これぐらいの防水性能があれば水泳や日常使いには全く問題のない感じですよね。
個人的には四角いスマートウォッチより円形のスマートウォッチが好みなので、とっても気になりました。
HUAWEI WATCH Ultimateは、5/26より発売。市場想定価格は135,080円(税込)です。
HUAWEI公式オンラインストアでは、発表特典で6/24まで、10,780円相当の体組成計HUAWEI Scale 3 Proプレゼント+レジ自動割引で9%オフ実施中ですよ。
HUAWEI STORE: HUAWEI WATCH Ultimate
ちなみにHUAWEI Scale 3 Proは、ハンドルを伸ばして両手両足で測定することで、体脂肪量・骨格筋量を部位別(右腕・左腕・胴・右脚・左脚)に測定できる体組成計です。BluetoothだけでなくWiFiでも接続するので、クラウドとのデータ自動連携が可能です。
もちろん、家族で使っても自動的に人を判別し、その人のスマホでデータを参照することが可能です。
HUAWEI WATCH Ultimate以外の新商品については、別記事で紹介します。