京都 城南宮 釿始式(ちょうなはじめしき)

1/5は快晴だったので何かないかと調べたら、城南宮釿始(ちょうなはじめ)式というのをやっているのを知り、出かけてきました。
釿始式は建築工事の初めに安全を祈願して行われる古式ゆかしい式。年頭に斎行し1年間の建築工事の安全を祈願します。

城南宮は平安遷都の際に、都の守護と国の安泰を願って京都の南に創建されました。
引越・工事・家相の心配を除く「方除(ほうよけ)の大社」と仰がれています。

地下鉄・近鉄 竹田駅から歩いて15分。京都駅からバスもあります。

企業の方が大勢で年頭祈願されていました。

釿始式は神楽殿表舞台で12時から行われます。座って観ることができました。

この神事では、一本の大きな柱を切り・削り・仕上げる工程を、様々な昔ながらの道具を使う所作をもって表します。
(実際に切ったり削ったりはされません)
式の様子はぜひ動画で御覧ください。

釿始式に使う大工道具。

伝統装束を着た宮大工(社寺建築を行う株式会社羯摩)の方々。

鋸(のこぎり)の儀
まずは鋸で柱を切ります。

墨打(すみうち)の儀
指金(さしがね)で寸法を測ります。

二人で糸を張って、墨を入れます。

釿打(ちょうなうち)の儀
反った刃で木を削ります。釿は手斧とも書き、石器時代から使われたとされる古い道具。手で体の方へと引っ張って木を削るため、特に危険な道具。

槍鉤(やりかんな)の儀
木材の表面を整えます。

神事で昔の大工の様子を垣間見れるというのは京都ならではですね。(山口 防府天満宮でもありますが)

ちなみに城南宮の神苑は、「源氏物語花の庭」と呼ばれています。今年はNHK大河ドラマが「光る君へ」なので訪れてみては。
特に「しだれ梅と椿まつり」の期間はその美しさに感動しました。

源氏物語の主人公・光源氏は、四季の庭を備えた大邸宅「六条院」を造り、季節の移り変わりを愛で様々な遊びを行いました。白河上皇はこの「六条院」に触発されて、院政の拠点となる城南離宮の造営に取り組んだと言われています。大池を掘り、山を築くなどして大がかりな造園工事が行われた離宮の景色は、言葉に尽くせない風情がありました。これにちなみ、城南宮では『源氏物語』ゆかりの花を随所に植栽しています。

https://www.jonangu.com/garden.html
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