川崎工場夜景撮影会で工場夜景撮影にチャレンジ

9/19は川崎市観光協会主催の第１回工場夜景撮影会に参加してきました。
川崎工場夜景をバスや屋形船で鑑賞するツアーは毎週のように開催されており、多くの人が参加しているそうですが、その中でもっとゆっくり写真の撮影時間をとって欲しいとの声を受けて企画されたのが今回のツアーだそうです。NHK横浜放送局の方も取材で同行されていました。
22名の参加でしたが応募は120名ほどあり何と6倍の競争率だったそう。参加者は年配の方が多い印象でしたが、男女問わずものすごいカメラと三脚を持っている人が多かったです。今回はテストケースでしたが、今後定期ツアー化していきたいとのこと。

日中は雨が降りましたが、川崎に到着した時は雨が上がりきれいな夕焼けが見えました。

虹も出てましたね。

今回のツアーでは個人でも撮影に行けるような公園を中心に4カ所の撮影スポットと軽食場所を巡りました。一カ所あたり30分ほど時間を取ってじっくり撮影できるようになっていました。撮影ポイントは色々あるそうで、毎回同じではないみたいです。
移動はマイクロバスで。狭い路もあるのでマイクロバスが良いのだとか。

一カ所目は水江町公園。京浜運河越しの火力発電所やタンク、さらに向こうの横浜ベイブリッジなどが見所です。
緑色に照らされたタンクとオレンジ色に照らされた雲が綺麗でした。

移動中のバスの中も車内の灯りを消して夜景を楽しみました。ガイドの方の説明も面白かったです。

二カ所目は東扇島東公園。運河の対岸の浮島町の東燃のフレアスタックなどが見所。緑の照明とオレンジの炎が運河に反射するのも綺麗ですね。
さらに向こうに羽田空港があるので、頻繁に飛行機が飛んでいました。


この場所では少し雨が降ってしまったのですが、レインコートやタオル、ゴミ袋などを用意していたので、なんとか撮影できました。

そうそう、撮影は主にDMC-GX1+14-140mmで、三脚を使って絞って撮影しています。一部DSC-RX100で手持ちで撮影。

このあと川崎マリエン9Fで、軽食を頂きました。

川崎マリエンの10階は展望室になっているので、ここからも撮影。室内の照明などが反射してなかなか上手く撮影できませんでしたが。
東京ゲートブリッジも良く見えました。線は飛行機の軌跡です。

工場群越しにスカイツリーもはっきり見えました。

こちらは横浜方面。

さて三カ所目は東扇島西公園。JFEスチール東日本製鉄所が見所ですね。
ナトリウム灯によりオレンジ色に照らされた雲が広がっておりとても幻想的でした。


四カ所目は千鳥橋繋船場。ツアーでは初めて行く場所で、タンカーが繋船されているので火気厳禁とか。フェンス越しになり撮影は難しかったですが、旭化成ケミカルズの工場夜景が綺麗でした。
今回の工場夜景は運河越しの箇所だったので、もう少し近くから撮影できる箇所があると良かったかな。でも、オレンジや緑の光や金属面の反射、運河の輝き、立ち上がる水蒸気、フレアスタックの炎など本当に多彩な被写体があり撮影するのは面白かったです。
工場夜景は人工的にライトアップされた建造物と違い、工場が24時間稼動するための安全のための灯りで、SF的な非日常的な美しさでとても気に入りました。まだまだ上手く撮影するコツがつかめませんでしたが、また機会があればチャレンジしたいと思います。ブロガーイベントとかやってくれないかな。
「工場夜景・美の祭典」フォトコンテストってのもやっているそうですよ。
今回の撮影ポイントを地図で載せておきます。

より大きな地図で 川崎工場夜景撮影会 撮影ポイント を表示

取材していたNHKの方のインタビューに応えたら、翌日朝、NHK首都圏ネットワークのニュースで放送されてしまいました（笑）。
川崎市観光協会、参加者、NHKの方、ありがとうございました。
（追記）ちょっと脚色してRAW現像してみました。