旧竹林院 & 西教寺 夏のライトアップ びわ湖大津 夏の夜もうで2025

8/16は五山の送り火、ではなく、比叡山のふもと滋賀県大津市坂本の旧竹林院と西教寺で行われている夏のライトアップを観てきました。

旧竹林院 夏のライトアップ

旧竹林院は、延暦寺の僧侶の隠居所である里坊のひとつで、国指定名勝庭園があります。7/26～9/7の土日祝と8/14・15の期間、夏のライトアップが開催され、庭園がカラフルに彩られ、京都の瑠璃光院と同じような庭園のリフレクションを楽しめます。
19時から21時まで30分毎4枠交代制で、びわ湖大津観光協会のサイトでオンラインチケット（日時指定事前予約制）を購入可能です（当日空きがあれば現地で購入も可能）。大人1,000円・小中学生500円で、西教寺との共通チケットは大人1,300円・小中学生600円です。

主屋1Fからは庭園がよく見えます。色とりどりなライトアップがなされ、色は変化していきます。

室内には黒いテーブルが置かれており、庭園のリフレクションが楽しめます。

主屋の2Fにも行くことができます。

2Fからもライトアップした庭園を楽しむことができます。

こちらにも黒いテーブルが置かれており、リフレクションを楽しめます。

畳に座りながら、幻想的な景色を楽しみました。

旧竹林院のライトアップを堪能したあとは西教寺へ。歩いて20分くらいで行けますが、歩いている人はほとんどいませんでした。ちょっと暗くて怖いですね。ちなみに西教寺からJR比叡山坂本駅までは歩いて30分くらいです。

西教寺 夕涼みライトアップ

西教寺は、天台真盛宗総本山で、聖徳太子が恩師である高麗の僧慧慈、慧聡のために創建したと伝えられています。1486年に真盛上人が入寺し、不断念仏の道場となり、全国に約四百余りの末寺を持つ総本山になりました。また、明智光秀が比叡山焼き討ちで被災した西教寺の復興に貢献し、一族の墓が祀られています。
西教寺 夕涼みライトアップは、光りが織りなす極楽の世界というテーマで、7/26～9/7の水〜日・祝と8/12に開催されています。

参道はカラフルにライトアップされ、極楽の入口になっています。

参道に拝観受付所があり、ここから先は入山料大人600円・小中学生300円が必要です。旧竹林院との共通チケットでも入山可能です。

勅使門

参道のライトアップとともにびわ湖の夜景が望めます。

唐門

ハート型のオブジェ

風鈴がぶら下がっています。

風鈴参道通り抜け
境内には約4,000個のきれいな風鈴が飾られており、涼し気な音色を奏でています。

本堂前にはX型にサーチライトが灯っています。

本堂は国の重要文化財で、ご本尊は重要文化財の丈六の阿弥陀如来（平安時代・定朝様式）が安置されています。

手水舎ではドライアイスの演出があり、まるで龍が雲海に浮かんでいたり、炎を吐いたりしているかのよう。

観音様も雲海に包まれています。

鐘楼堂

大本坊

こちらには風車が飾られいました。

麒麟の造形

庭園

こちらにも風鈴。

回廊にも風鈴が飾られています。

ホタル(？)の舞う浄土
ホタルに見立てたライトが揺れています。

客殿は豊臣秀吉の伏見城にあった旧殿で、1598年に大谷刑部吉隆の母・山中長俊守内室が寄進したもの。狩野派の襖絵が描かれ、賢人の間には京都法勝寺伝来の秘仏薬師如来座像（重文）があります。

幽玄の世界

三途の川？

二十五菩薩

夜の風鈴はなかなか綺麗でしたし、ライトアップは様々な趣向が凝らしてありましたね。