最近のWeb化の流れの中、OSもWebサービス化されたようです。
» YouOS–ウェブOSのメリットと可能性を垣間見る
似たようなものはすでにあったかと思いますが、ちょっと試してみた感じではよくできています。
ブロードバンドや無線LANの本格普及と相まって、ようやくシンクライアント(ブラウザのみの端末)が普及していきそうな予感がします。
いままでは、現状のディスクトップと同じ環境をクライアントに表現しようとして、帯域を食ったり複雑なクライアントアプリケーションと高いサーバ負荷が要求されていりトラブルが発生したりしていたと思います。
限定された簡単なAPI(HTML+Javascript?)内でアプリケーションを再設計するというのは発想の転換ですね。さらにセキュリティ・管理コストでも有利。複数のユーザ間の情報共有やインタラクションも簡単。携帯のフルブラウザやTV端末等と普通のWebサーバで高度なアプリケーションが実現できそうです。
マイクロソフトもOffice 2007のベータをブラウザベースで公開ということで少し期待したのですが、MetaFlameのプラグインを使用しているようで残念。やっぱり今までの発想から抜け出せていないですね。
» マイクロソフト、ブラウザベースのOffice 2007第2ベータ版を公開