第3回ジオメディアサミット


4/3に第3回ジオメディアサミットがありましたので、第1回第2回に引き続き参加してきました。
今回のテーマは「盛り上がるジオメディアとは?」です。
位置情報関連はかなり注目されているものの(この場に参加するような偏った人以外の一般の方でも)誰もが知っているようなサービスなどは残念ながらまだ出てきていませんね。そんな中でも一部でかなりの盛り上がりを見せているサービスの運営者自らその実態や苦労等を話して頂き、とても興味深いものでした。



今回の会場は立教大学池袋キャンパス。当日は入学式でなかなか懐かしい雰囲気でした。
参加者は(申し込み数で)170名を超え、懇親会も100名ほどだとか。回を重ねる毎にどんどん参加者が増えていますね。

最初のプレゼンはYahoo!。Yahoo!は様々な位置情報サービスを行っていますがいまいち盛り上がっているとは言いがたい。一番盛り上がっているのはYahoo!知恵袋での地域の話題かも。また、かなり自由度の高く地図、拠点情報、クラウドストレージまで含むOpen Local Platform(仮)というのを夏頃?リリースして、様々な人に使ってほしい(ゲーム機を作るのでカセットを作ってほしい)といった内容でした。

次はカカクコムが提供している食べログ。グルメサイトとしては後発だったのですが、良質なクチコミを発信する人を連れきて、クチコミで拡げて行ったらしい。現在利用者800万人だが、投稿するのは5万人、良いクチコミを発信するのは数千人で、こういう人たちにとっても便利なようにMy Pageを充実している。クチコミの品質の管理や評価ロジックも気を使っているとか。

そしてタウン情報サービス「30min.」。ブログ記事のキーワードを自動分類して、地域や店舗、ランドマーク、特集に対するクチコミ投稿のような感じで情報を集約している。この自動分類の精度を常にチェックして高めている。

そして代表的な位置ゲー(携帯電話より得られる位置情報を用いたゲームの総称と定義されました)として、ケータイ国盗り合戦コロニーな生活★PLUSの開発者によるパネルディスカッション。ユーザ数はそれぞれ18万人、12万人とニッチながらもかなりの盛り上がりを見せている。立ち上げのきっかけ、苦労話、利用動向など具体的で興味深いお話でした。
この後、ライトニングトークとして6名のプレゼンがありました。

この後は懇親会。ここでもライトニングトークをやりつつ、皆さん個別に自分のサービスを売り込みつつ情報交換ということで、かなりの熱気(そして密集度)です。色々面白い話を効かせて頂きありがとうございました。
写真は事務局の方々。本当におつかれさまです。

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