docomo Android Smartphone XPERIA 独自アプリやカメラもすごい


昨日のAndroid OS端末 Xperia(TM) X10タッチ&トライイベントで触ってきたソニー・エリクソンのAndroidスマートフォンXperiaについて書きたいと思います。
非常に薄くてカッコ良いデザインになってます。
プロセッサは1GHz Snapdragon、810万画素カメラ、4型TFTディスプレイ(480×854)を搭載し、非常に高速動作するのと、画面が非常に綺麗なのが印象的でした。
サイズは119×63×13.1mm、重さは約139g。16GB microSDカードを同梱するらしい。
表面上のキーは3つで6つのキーとトラックボールが付いていたHT-03Aに比べて非常にシンプルです。メニュー、ホーム、戻るに相当するもので、検索ボタンは無いですね。



ロックの解除は、iPhoneの指を横にスライドする形ではなく、円弧状にスライドしますw。

ソニー・エリクソンのアプリやドコモ用のアプリが多少入っていますが、基本的にはAndroidでドコモ用に大きく仕様を変えたりはしていない模様です。変な制約等が無くて良い感じですね。
やはりiモードは使えないのですが、iモードメールはiモード.netを使ったアプリ経由で使うことができます。さらに2010年度中にiモードメールがスマートフォンで使えるように開発中らしいです。
さらに、今までスマートフォンではパケ・ホーダイが使えず、Biz・ホーダイで無いとパケット定額にならず、スマートフォンとiモード端末を併用しにくかったのですが、4月からパケ・ホーダイダブルに統合されると発表されました。
iPhoneの普及とAndroidの台頭でドコモもスマートフォンに本腰を入れてきた感じですね。
さて、今回ソニー・エリクソンのアプリとして特徴的なのが、写真、音楽、動画といったメディアを楽しむことができる「Mediascape」、メール、通話、SNS、Twitterといったコミュニケーションの履歴等を横断的に管理できる「Timescape」です。

こちらがMediascape。

音楽再生画面ですね。分かりにくいですが、「infinite」(無限大)ボタンがタイトルの下にあります。infiniteって富士通のようですね。

こちらにも「infinite」。これを押すと、端末内の楽曲に関連するコンテンツやYouTube、Googleなどが検索できます。


次は「Timescape」。電話、メールだけでなく、mixi, FacebookといったSNS、Twitterなどのコミュニケーション手段まで統合して利用履歴として表示できます。

「mixi」にも対応しているのが良いですね。

こちらは「POBox Touch 1.0」。日本語入力がしやすいように母音のキーを大きくするなど工夫しています。

次に入力される可能性のあるキーをハイライト表示して入力ミスを防止したりもします。

サイドにあるキーの横のマーク。検索キーかと思いましたが、押すと音量の調整。ソニー・エリクソンの方に聞いてみたら、ズームのアイコンらしいですね。確かにカメラ撮影時にはズームとして機能します。

カメラはAF対応で、かなり綺麗に撮影可能でした。ズームはデジタルズームですが、なんと16倍までできます。

写真は顔認識が可能で、スマイルシャッター機能も付いてます。
さらに、電話帳の顔写真と連携して、被写体の名前を表示したりもできるそうで、この名前から電話、メールなどを行うこともできるとか。
本当に使うかはともかく、面白い機能ですね。

アプリ開発者の方の話では、このXperiaのカメラ機能は高速で、アプリで連写を試してみたところ、0.5秒で9コマも撮影できたとか。これを利用してゴルフ練習用のアプリを開発されていました。

撮影した画像はホームのメニューから簡単に壁紙にすることができます。


「TrackID」という音楽認識アプリも入ってました。

位置情報はこのような感じで設定でき、

Google Map等で利用できます。電子コンパスとストリートビューとの連携もできました。

ジオメディアサミットなどでお世話になっているシリウステクノロジーズでは飲食店等のホームページから住所を抽出し、位置情報をブックマークしておいて、その付近に来たときに通知してくれるアプリなんかも開発されていました。電池は食いそうですがマルチタスクならではですね。

ケースやワイヤレスイヤホンなどのアクセサリーも色々準備されているようです。

ソニー・エリクソンだけでなく、サードパーティからの発売もあるそうです。
皮の手触りは良かったです。どうせ言われるだろうとSUICAカード用のポケットが付いていたのもおちゃめ。

かなりの人数と台数でアクセスしていたのにも関わらず、ドコモ3Gのアクセススピードはかなり速く、ストレスなく操作できました。
開発者の皆さんの注目も非常に高いようですので、日本初のAndroidアプリケーション開発がさらに加速すると良いですね。
ITPro主催のAndroid Application Award 2010 Springなども実施されるそうです。
早く使ってみたいですね。買ってしまうかも。
ソニー・エリクソン、AMN、ブロガー、アプリ開発者の皆様ありがとうございました。

おみやげにBluetoothワイヤレスステレオヘッドセットなどを頂きました。ありがとうございます。

saya: