ドコモの新スマートフォンLYNX 打ちやすいキーボード付きで絶妙な大きさ


8/22はAMN主催のドコモ最新スマートフォン「LYNX」Touch&Tryイベントに参加してきました。
キーボード付きAndroidケータイということで、その入力のしやすさとか持っているXperiaとの違いとか興味があったので参加してきました。
Xperiaが約119×63×13.1mm,139gで4インチディスプレイ搭載なのに対し、LYNXは約148×83×17.8mm,230gで5インチディスプレィ搭載です。すでに携帯電話とは言いがたいですが、もともと2台目として企画された製品で外出先で情報発信を行う人に最適な製品を目指したとか。



ドコモとシャープの方のプレゼン中、その内容をLYNXのメモ帳アプリを使ってメモしてみました。
はじめは机の上に置いて普通にキーボードを打っていたのですが、どうしてもキーが小さく打ち間違えてしまいます。
そこで、両手で持って親指で打つようにするとかなり打ち間違えが減りました。この持ち方だとサイズ、重さなどが小さすぎず重すぎず絶妙な感じがしました。パンタグラフ構造のためか、キーの打ち心地も思ったより良かったです。

キートップがシンプルで良いですね。キーはShiftキーの位置やAltキーを多用するところ、文字の切り替えなど、少し慣れが必要なところもありましたが、今まで試したことのあるモバイル用のキーボードの中でははかなり打ちやすい方だと思いました。

ちなみに打ち込んだファイルはメールへ添付したりできるのですが、そのまま添付すると.vnt形式とドコモの携帯のファイル形式になりました。赤外線やBluetoothも含めドコモの携帯へ送信することを考えているみたいですね。TXT形式へ変換というのがあって、それをすれば普通のテキストファイルになりました。

LYNXには赤外線ポートや携帯の平型イヤホン/イヤホンマイクなどが接続できるようになっています。
2台目用というのもあると思いますが、Xperiaより携帯との連携やオプションの共用が強化されていますね。

インタフェースもアプリもかなりLYNX用に作られているようです。このメニューも素のAndroidとはかなり違いますね。
終話キーでアプリケーション終了したり、起動中のアプリケーション一覧を見れるボタンがあったり独自の拡張もあります。フォントもモリサワ新ゴRというのを採用しているそうです。
ワンセグやブルーレイディスクレコーダー連携、DLNAサーバー対応など面白そうな機能も持っています。

名刺リーダーというのも面白いですね。


こんな風にかなりの精度で名刺を文字認識しています(一部間違えていますが)。
(この名刺は本物ではありません)

通知のされ方もカスタマイズされています。
Androidなので、GmailやGoogleカレンダーとの連携はバッチリですね。Googleアカウントを入力するだけで同期して表示してくれました。
スケジュールなどはAndroid標準のものよりかなり見やすくなってます(通知の裏にあるのがスケジューラ)。

カメラも結構きれいに写ります。

ブログやmixiなどと簡単に連携できるようになっているみたいです。

Android1.6ですが、ブラウザはマルチタッチ対応になっています。

マップとかはマルチタッチ対応ではないみたいですね。

YouTube動画も高画質再生が可能でした。

mixiやtwitter用のWidgetもあります。

電子辞書アプリが付いているのもシャープらしいですね。


キー操作だけで覗き見防止(ベールビュー)がオンオフできるのも面白いです。
正面からも少しだけ影響を受けますが。

トラックボールはタッチの方が早いので使いどころが分からずあまり使いませんでした。ディスプレイはかなり指紋がつくのが気になります。

このスマートフォン、いままでPDAなどを数多く手がけてきたシャープらしく、Android上にかなり独自の技術、ドコモケータイとの連携などを取り入れ、独自進化していますね。
なかなか面白いと思うのですが、デバイス非依存のAndroidの世界にメーカーの独自アプリって、一時期のメーカー製PCを見ているような感じですね。本当に良いソフトなら他のAndroid端末でも使えるように開発してほしい。
とはいえ、2台目用として、文字を打つにはキーボードだけど大きな端末は持ち運びたくないという人には良いように思いました。
私は何台分も携帯料金を払えないので、2台目というなら料金メニューをなんとかしてほしいな。

saya: