世界最小一眼Auto110をデジタルに


世界最小デジタル一眼のPENTAX Qが発表され、モノフェローズイベントのレビューも続々上がってきてますね。私は参加できなかったので皆様のレビューを読ませて頂きましたが、作例は思ったより写りは良くさすがだと関心しました(ペンタックスの技術もモノフェローズの皆様の腕も)。
開発秘話の方でちょっと思ったことを書きたいと思います。レビューじゃなくてあくまでも妄想ですw
PENTAX Qはやはりペンタックスの世界最小一眼レフAuto110(ワンテン)のデジタル商品化を目指してスタートしたそうですね。Auto110は過去のPENTAXのイベントで見る機会がありその小ささに感動しました。



Auto110ってこんなにちいさなサイズで、110フィルムというカートリッジ型のポケットフィルムを使っていました。撮像面はフォーサーズと同じ(マイクロフォーサーズも同じ)くらいだそうです。


PENTAX Qは様々な議論の中から「一眼を使いたいがが大きく・重いのが障壁となっている層」をターゲットとして、K-5などの機能などを取り込んだ本格的な一眼を出来る限り小型軽量に開発されたみたいです。
残念なのはセンサーがコンデジサイズ(1/2.3インチ)なこと。作例でもやはりボケはあまり感じられません。私としてはコンパクトさ以外に一眼に求めるのはボケの美しさと望遠で、それ以外はコンデジでも結構高画質・多機能・簡単になっているので高級コンデジで良いじゃない?となりそうな。
1/1.7インチのセンサーサイズも搭載できるようになっているようですが、Auto110のようにせめてフォーサーズサイズのセンサを搭載してくれればもっと面白いのに。

あと、PENTAX QとAuto110を比較すると、まだPENTAX Qの方がかなり大きいですね。
持ちやすさや液晶画面の大きさを考慮してこうなったみたいですが、レンズを含めてAuto110くらいの大きさの方が良かったな。液晶をなくして、GH1のようなEVFだけにしてしまえば屋外での撮影やフォーカス合わせ、安定性にも良いと思うのですが。さらにスマートフォン連携(コントロールや写真転送)なんかあれば面白そう。
ポップアップフラッシュも取り払って、Auto110サイズ/明るさの本体/レンズでフォーサーズセンサ搭載のデジタル一眼、どこか出してくれないかなー。
以上、妄想でしたw

saya: