昨日はブロガーズ・ラウンジの紹介で、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社主催の「ソニー・エリクソン Xperiaワールド タッチ&トライ」ブロガーミーティングに参加してきました。
Sony Ericssonの新機種Xperia NXとXperia acro HDの2機種が参加者数分くらい大量に用意されておりじっくり体験することができました。ただし、まだ試作品段階なので製品とは異なる可能性があります。
こちらはXPERIA NX。docomoからSO-02Dとして2月発売予定です。グローバルモデルの
Xperia Sの日本版で、NFCに対応しない他はハードウェアはほぼ同等になっています。カラーはBlackとWhiteの2色。
内蔵32GBのメモリーを搭載していますが、外部micro SDカードには対応しません。代わりに写真のようなUSBホストケーブルとmicroSDHC対応カードリーダーライターが付属します。
デザインの特徴はFloating Prism。透明なパーツが下部に入っており透けて見え、操作時はLEDで光ります。その下の最下部にもアンテナなどが入っており、うっすら見える網目状の配線で繋がっているそうです。
このFloating Prismにアイコンが描かれているので、ついここを押してしまいましたがなにも起こりません。操作はその上の部分をタッチする形になります。アイコンは無い方が良かったかな。Floating Prismがハードボタンになっていたらもっと面白かったのですが。
ハードキーは金属になっており、高級感があります。
背面は丸みがありマットで感触が良い感じ。デザインもシンプルでとても好感触です。
イヤホンマイク端子(4極ミニ端子)の極性は今回からiPhone等と同様に変更になったそうで、iPhone用のイヤホンマイクなども問題なく使えるそうです。そんな違いがあるとは知りませんでしたが、確かにiPhone用イヤホンマイクを初代Xperiaで使ったとき使えなかったですね。
背面カバーを外すとmicroSIMカードスロットがありますが、バッテリーは着脱できなくなっています。
こちらはXPERIA acro HD。日本向けの全部入りモデルになっています。今回は防水にも対応したのが一番の特徴ですね。
docomoからSO-03Dとして3月発売予定。auからIS12Sとして3月中旬以降発売予定です。
ワンセグ/赤外線通信/おサイフにも対応。
デザインの特徴は金属調のフレーム。初代Xperiaを少し思い起こしますね。
側面のラインは上部カバーにつながっています。本体カラーによって金属調部分の色も違うそうです。
docomoのSakura(左)とauのRouge(右)。似ているけど色は違います。docomoの方がマットで指紋が目立たない感じですね。
docomoのCeramic(右)とauのWhite(左)。これも質感が異なります。
auの方がキャリアロゴが目立たない感じです。
背面はラウンドフォルムで持ちやすい感じです。
こちらもバッテリー交換は出来なくなっています。microSDは対応しています。
防水のため端子類はカバーで覆われていますね。
縦置きのクレードルが付属するため、充電のためにいちいちカバーを開ける必要がありません。
4.3インチのHD Reality Display(1280×720)搭載で、解像度が上がっています。
画面ロック時でもシャッターボタン長押しで、約1.5秒でカメラが起動(クイック起動)し写真を撮影することができるようになりました。撮影間隔も約0.5秒でサクサク撮影できるのが良いですね。暗所に強いExmor R for mobile搭載。Full HD動画撮影も可能になっています。
クイック起動時の動作設定。カメラ起動して撮影するか起動のみするかが選べます。
音楽再生にはイコライザーの設定が可能になっています。
さらにサラウンド効果をスタジオ、クラブ、コンサートホールから選んで設定できるようになっています。
ロック解除せずに時計部分をスライドすることで音楽再生のコントロールが出来るようになっています。
同じく時計部分のスライドでアプリケーションショートカットも表示できます。セキュリティをかけている場合は、アプリケーションを起動しようとするとセキュリティ解除画面になります。
HDMIで大画面TVと接続することもできます。
専用UI「TV launcher」で、テレビのリモコンで簡単に音楽再生や写真等のコンテンツ再生ができます。再生中の音楽のアルバムアートの色調で背景が変化したり音楽のリズムで動きが変わったりというこだわりもあったりします。
テレビリモコンの4色ボタンでも操作が可能になっています。
PlayStationのゲームを大画面で楽しむこともできます。初代プレステのゲームなのでちょっと粗いですが。Video Unlimitedで映画などを高画質で再生することも可能。
DLNAでXPERIA内のコンテンツを無線LAN経由でPS3などで再生することも可能。
USBホストに対応しており、ストレージ/マウス/キーボードなどに対応しています。
USBハブを使って様々な機器の接続して、パソコンのように使うデモをされていました。
サンワダイレクトのリングマウス
USBハードディスクを接続して、コンテンツを視聴することも可能です。SDカードリーダーを接続して、デジカメで撮影した写真をすぐに確認/利用することも可能ですね。AVCHD動画が視聴出来ればより良かったのですが、残念ながら対応していないらしい。
スキャナで取り込んだ画像を利用することも可能です。
Xperiaと連携して使える「SmartWatch」もありました。
LiveViewと同じくBluetoorh接続で、Xperia本体を操作したり、情報の一部を表示したりできるようになっています。操作はタッチや長押し、二本指タッチ(戻る)ででき、LiveViewよりは直感的になっています。
Twitterを確認したり、
気になるツイートを本体で表示させたり、リツイートしたりできるようです。
音楽再生の操作時にはアルバムアートが表示されたりします。音楽はXperia本体(またはBluetoothヘッドホン)から鳴ります。
本体が見つからないとき、本体を鳴らして見つけるようなアプリもあるとか。サイレントモードでも音が出るようになっているそうです。
SmartWatch用のアプリはSDKで開発したりAndroid Marketで流通したりできるよう。残念ながら仕様が変わっているのでLiveViewのアプリは使えないそうです。
アクセサリも多数展示されていました。
触った感じでは、NX / acro HDともにサクサク動いていました。機能的には今までのXPERIAの延長線上にあり、かなりこなれてきた感じですね。
防水/赤外線/おサイフなど日本でのニーズの高い機能すべてに対応するXPERIA acro HD。デザインがシンプルで格好よく、グロバールモデルに近いのでOSのアップデートなどが早いかもしれない(docomo次第?)XPERIA NX。という感じで、私はNXの方がより興味がありましたが、もう少しプレインストールアプリ等を選択削除したり(始めから最小限になっているとか)できてシンプルにできればより良い感じかな。
共に音楽/写真/動画などエンターテイメント機能重視なのですが、そういう機能よりWebやメール、SNSの方がよく使うので、エンタメ機能のために重かったりバッテリーを食ったりするのは嫌かな。
XPERIA miniのようなモデルももっと出して欲しいな。
ソニーエリクソン、ブロガーズ・ラウンジ、ブロガーの皆様、ありがとうございました。