昨日は長岡まつり大花火大会に行ってきました。日本三大花火の一つ、自称日本一・世界一の花火大会で、「一度は観た方が良い」と言われていたので、思い立って観てきました。先日の神奈川新聞花火大会で花火撮影の練習と言っていたのは、長岡まつり大花火大会の写真撮影の練習だったのですが、結果的には圧倒的なスケールの大きさに完敗でした。
最初の写真は、名物の正三尺玉。かなり遠いところで打ち上げられているのですが、ものすごい迫力でした。
往復は格安バスツアーを使って日帰り(というか車内泊)。
到着したのは3時頃でしたが、大手大橋と長生橋の間の信濃川西岸の土手(無料観覧席)は場所取りシートで埋め尽くされていました。何とか隙間を見つけて場所を確保。
快晴でとてもそこに居る事は出来ないほどの日差しだったので、近くのAEONに退避。涼しいし冷えたビールなどを安く購入できるのが良いですね。土手にはオフィシャルな露店しかなかったのですが、AEONのガレージには色々な露店が出ていました。
夕方になると土手は影になりかなり涼しくなりました。風も結構あります。
隣りには三脚を4本も立てたおじさんが。前日は対岸で撮影していたけど、当日は風向きが変わり西岸の方が(煙に隠れず)撮影に良いとか。フェニックス専用に魚眼を用意していたり、さすが気合いの入った方は違います。
打ち上げ直前になると、有料席も含め人で一杯に。
以降、写真は富士フィルムX-Pro1+XF 18mm F2 Rで撮影。同時にLUMIX DMC-GX1+14-140mm(手持ち)でHD動画を撮影w
空一杯に広がる花火は換算27mmの広角レンズでも撮影しきれません。打ち上げ場所も結構広範囲でなかなか撮影は難しい。ってことで、どちらかと言うと肉眼で楽しむ事を優先していました。
ちょうど満月が出て、花火とコラボしていました。
写真じゃ良く伝わらないですが、とにかくプログラム個々が今まで観た花火大会のクライマックス並みの迫力で、尺玉の体で感じる音と合わせて感動で鳥肌が立ちます。
動画の方がより伝わるかな。11本まとめて再生リストにしてあります(これでも全体の一部)。
「この空の花」ではリモートレリーズが写り込んでいたり、X-Pro1を操作したり見とれたりしてぶれたりして見苦しくて申し訳ないですが。
演出や打ち上げタイミングなどが見事です。
長岡まつりの起源は1945年8月1日の長岡空襲からの復興を願い翌年行われた戦災復興祭で、2004年の7.13水害・中越大震災・豪雪の3つの自然災害からの復興を願い2005年復興祈願花火「フェニックス」が打ち上げられたというように慰霊・復興色の強い花火大会。昨年は東日本大震災の復興を願い石巻市でも長岡の「フェニックス」が打ち上げられたそうです。
今年の花火は個々何年かで最高のコンディションだったらしいです。雨なども無く、煙もすぐに流れて行ってくれて良く見えました。確かにこの花火大会は生で「一度は観た方が良い」ですね。