先日、「Googleフォト」サービスが強化され、1600万画素までの写真のアップロードが無制限に可能になりました。今までは長辺が2048ピクセルまでなら無制限であったのですが、1600万画素といえば4800*3200程度で4倍以上高画質になります。圧縮もされますがアルゴリズムが優秀であまり劣化しない模様。
私は写真はFlickrの今はなきProアカウントを維持して無制限で使っていますが、Googleフォトもバックアップ用途に良いんじゃないかと、Googleフォトのアプリを使って、NASの中の写真を自動アップロードするようにしてみました。3TBのNASの容量ほぼ一杯にに写真が入っていたりします。写真の縮小や圧縮も自動で行われます。(RAWファイルもアップロードするようなオプションになっていましたが、これは必要なかったかな)
写真は25万枚以上あり、もちろんまだ処理中です。(1万枚くらいはアップロードされた模様)
Googleフォトのすごいところは、写真が自動でタグ付けされて整理されるところ。
場所や物の名前がタグ付けされます。
場所は位置情報が付いていない写真も分類されているので、画像を分析してつけているのでしょうね。かなり正確で驚きます。Googleロケーション履歴を使っているのかな。
被写体の認識もかなり正確です。ディープラーニングを使っているのでしょうね。
ブロックやスターファイターまで分類されているのはさすがですw。
その他、以前からありましたが、ストーリーの自動生成や写真のデコレーション、アニメーション化、コラージュ、パノラマ写真作成などもすごいですね。勝手に色々編集してくれます。
特に、全ての写真をアップするとストーリーがアルバム代わりになります。こんな感じにその日の良い写真を自動的に並べてスライドショーのようなストーリーを作成してくれるのが面白い。
ただ1枚の写真を見ると、これくらいの情報しか出ません。EXIF情報とかタグ付けとかが見れたら良かったのにな。
もちろんオンラインで写真の編集も可能で、明るさ、色、ポップ、周辺減光などを調整したり自動調整したり、トリミング、回転したりが可能です。さらに写真のようなプリセットされた色調補正から調整も可能になっています。
SNS(Google+,Facebook,Twitter)への写真のシェアはできるのですが、ブログへの埋め込み用コード作成は見つかりませんでした。Picasa Web Albumの方でも無いですね。これは残念。
一枚が表示されている状態で右クリックして画像URLをコピーすれば、手動で埋め込めないことは無いですが、URLが変更になるかもしれないですしね。
Googleフォトはいざというときのための写真のバックアップと、いつかやろうと思いつつやっていない整理にとても便利なので、ぜひ使ってみてください。(NASから要らない写真を削除して容量を増やさないと..)