デルアンバサダープログラムで、XPSノートをモニターしていた人たちが集まった座談会に参加してきました。
私は、DELL XPS 13インチ 2-in-1をお借りしていましたが、使ってみての感想や質問、要望などを直接デルの社員にお伝えすることができる貴重な場でした。
会場には、XPSの筐体の魅力となっているアルミ削り出しやカーボンファイバーの加工の過程が分かる部品展示も。
デル ビジネス&コンシューマー マーケティング統括本部 横塚知子部長
デルアンバサダープログラムは去年末に開始したが、会員が伸びなかった。
製品モニターの要望は多かったものの、会社の仕組みがないため、それを整備し、4月末に無料モニタープログラムをTwitterやFaceBookで告知したら、約1000名からの応募があったとか。会員も1800名ほどになっているそう。
サイクルスポーツマネージメント株式会社 宇都宮ブリッツェン 廣瀬佳正ゼネラルマネージャー
宇都宮ブリッツェンというプロ自転車ロードレースチームでのXPS 13活用事例を発表。
今のレース用自転車のシフト機構は、電動シフトコンポーネントになっているそうで、パソコンでアプリを使って変速調整できるのだそう。
今までのメカニックの腕に頼る調整に比べて、すべてデジタル値で調整できるので、トラブル激減、メカニックの負担も軽減された。
トレーニングツールもデジタル化。チェーンホイールにセンサーを付けて、ひずみを測定することで、ペダルを踏む力、タイミング、左右の力のバランスなどが分かるそう。
トレーニング解析はパソコンで行い、パフォーマンスの最大化を目指す。
解析データは選手の実力が現れるので、移籍時は履歴書と共に解析データも使うのだとか。
プロ自転車ロードレースチームにパソコンは不可欠になっている。
ZWIFTのようなホームトレーニングマシンとVRとの融合も。
ネットを介して世界中の選手がゲーム的に競い合うVRサイクルロードレースリーグの可能性にも期待。
XPS13をレコーディングスタジオに持っていって使っている。
以前はデータを持っていっていたが、PCをそのまま持ち込めるのが良い。
負荷も軽く、ストレスがない。
無駄なソフトが入っていないので切り分けが容易。
スタジオでは静音性が重要だが、あまりファンが回らないのが良い。
レコーディングでは一瞬の良いテイクを逃さない安定性も重要。
自宅では、デルの28インチ4Kディスプレイに繋いで使っている。
InfinityEdgeディスプレイによる没入感、ファンが回らない快適さ、バッテリーライフなどに満足。
デル コンシューマー/スモールビジネスプロダクトグループ担当シニア・バイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャー レイモンド・ワー氏
XPSのコンセプトについてプレゼン。
1月の新商品発表会と同じような内容でしたので、詳しくはこちらをご覧ください。
その中でも一部開発ストーリーを披露。
カーボンファイバーについては、他社のような真っ黒ではなく、編み込んだようなパターンでエレガントさを演出している。
しかし、タッチパッド部分にしっかりとした剛性を持たせることに苦労したのだとか。
タッチパッドの堅牢、使いやすさが一番のポイントなのだが、その剛性を得られずに苦戦。
メタルを使ったほうが良いのではとあきらめる寸前までいったが、改良を重ねカーボンファイバーでも十分な強度を得ることができたのだとか。
この後は、デル社員を交えての座談会。お料理を頂きながらざっくばらんにお話ができました。
私のテーブルはXPS 13インチ 2-in-1をモニターした方、お二人が一緒でしたが、プロのイラストレーターや写真家で、そのペンの使い勝手や性能、Adobe製品との親和性などに関しての要望など、とても参考になりました。
私はブロガーとしての使い方で、デザインや使い勝手はかなり気に入っていたのですが、MacBookと比べるとタッチパッドがもう少し使いやすいとストレスが少なくなる(Windowsの問題かも知れませんが)、SDカードスロットが欲しい、できれば性能も、などの要望をお伝えしました(笑)
レイモンド・ワー氏も各テーブルを回って、熱心に話を聞いたりもされていました。
XPSシリーズはコンパクトで、InfinityEdgeディスプレイやデザイン、ペン入力などとても気に入りましたが、色々な意見や要望などが製品に反映されて、より素晴らしい製品が出てくることを期待しています。
デル、AMN、参加アンバサダーの皆様、ありがとうございました。