LenovoのVRにはLenovo Explore以外にもLenovo Mirage Soloというのがあります。こちらはGoogleが推進するVRプラットフォームDaydreamに対応しています。
Lenovo Mirage Soloもお借りしたので試してみました。
Lenovo Mirage Soloは本体の他にモーション・トラッキング・コントローラー、イヤホン、ACアダプター、USBケーブルが付属します。
PCやスマホを必要とせずスタンドアロンで動くVRデバイスなので本体は約645gと少し重めで大きめ。でもLenovo Explore同様、おでこに当たるクッションとダイヤルで締めることができるバンドでしっかりと頭に固定できます。メガネをかけたままでも使えます。
右側には電源ボタンとボリュームボタン、ヘッドフォン・ジャックが付いています。
前面のデュアル・モーション・トラッキング・カメラで、向いている方向だけでなく頭の位置の移動も認識できます。いわゆる6DoF(six degrees of freedom)というやつですね。Lenovo ExploreのようなルームスケールVRではないですが、外部のベースステーションやカメラなしのスタンドアロンで6DoF対応なのはすごいですね。
左側には、USB Type-CポートとmicroSDカードリーダー。本体はUSB Type-Cで充電できます。
モーション・トラッキング・コントローラーはシンプルにタッチパッドと−と○とボリュームボタン。
コントローラーもUSB Type-Cで充電できます。
使い方のチュートリアルで、モーション・トラッキング・コントローラーなどを使ったVR体験ができます。
VRでYouTubeなどの360度動画、180度動画などのコンテンツを楽しめるのはもちろん、アプリなども豊富にありますね。
Wondergladeは、モーション・トラッキング・コントローラーを使ったゲームが楽しめるアプリ。
VRとモーション・トラッキング・コントローラーで体感型のミニゲームが色々楽しめるのはとても面白いですね。
雪合戦ゲームMerry Snowballsは、WorldSenseという6DoFな位置移動を楽しめるゲーム。
WorldSense対応のBlade Runner: Revelationsでは本格的なVR空間での移動が楽しめたりしますね。
少し頭を乗り出すとこんな風に見えたり。かなりリアルなBlade Runnerの仮想空間を楽しめました。
まだ英語のゲームが多い印象でしたが、英語も勉強できて良いかも。
Abema TV VRでは、Abema TVをシアター風に鑑賞でき、横にコメントなども流れます。
キャプチャが撮れませんでしたが、YouTubeも臨場感バッチリでかなり楽しめます。
ちなみに、モーション・トラッキング・コントローラーの○とボリュームボタンの下の同時押しでスクリーンショット、○とボリュームボタンの上の同時押しでスクリーン録画ができたりします。
Googleフォトでパノラマ写真を表示すると、その場にいた時が思い浮かびます。
そんな180度パノラマ写真が手軽の撮影できるのがLenovo Mirage Camera。
ACアダプター、USBケーブル、バッテリーx2が付属します。
2つのレンズが付いています。ボタンはパワーボタン、ファンクションボタン、シャッターボタンの3つ。
背面には液晶は付属していません。スマホなどと連携して撮影映像を確認することができます。
カバーを開けると、USB Type-Cポート、microSDカードリーダーが見えます。USB Type-Cで充電します。
VR180アプリを使って、カメラをスマホとペアリングします。
Lenovo Mirage CameraでVR180の写真や動画を撮影すれば、Lenovo Mirage Soloで臨場感たっぷりに楽しめますね。
3DoFだけならもっと手軽なVRもありますが、6DoFなアプリを楽しむならLenovo Mirage Soloはかなり良いですね。