手作りの劇場スペースを使った面白いアイデアを考える 人が集まる劇場づくり@メルシアーク神楽坂

いつもお世話になっているTomakiさん主催のイベント「人が集まる劇場づくり@メルシアーク神楽坂」に参加してきました。
新型コロナの影響で大規模なイベントは中止・延期になる中、イベントは久しぶり。劇場の裏側を見せてもらったり、参加者でアイデアソンを行ったり色々刺激を受けて楽しいイベントでした。

会場のメルシアーク神楽坂は、東西線神楽坂駅1a出口すぐのところにある劇場スペース。とても駅近なのに知る人ぞ知る隠れ家スペースな感じです。

Tomakiさんはとても興味深いイベントを行われているので、何度も参加させていただいています。

関口理紗さんから「メルシアーク神楽坂」についての紹介。
この場所は、X、GLAYなどの様々なアーティストを輩出した伝説のライヴ・ハウス「神楽坂EXPLOSION」があった場所だそう。
その跡地をDIYで現在の劇場スペースに作り替えられています。その手作りの風景も動画で見せていただきましたが、こだわりで小さいながらも使い勝手の良い居心地の良いスペースにされています。

照明はLEDで色の調整も自在にできます。

スモークを発生させる装置もあります。

照明とスモークで幻想的な雰囲気にすることも可能。

影が出ないような照明や

スポットライトのような演出も可能。

演劇は詳しくないですが、この照明装置だけでも様々な演出ができそうですね。もちろん音もばっちり。

幕の裏側に小さな控えスペースがあります。

背後の少し上がったところにあるのが、コントロールルームや楽屋。

階段を上ると

楽屋があります。小さい部屋ながらドレッサーが並んでいます。

その横にはコントロールルーム。照明や音響をコントロールできます。

さらにその背後にも楽屋があります。

床・壁面・飾りつけなどもすべて手作り。

バーカウンター
飲み物を飲みながら観劇することもできます。

続いてTomakiさんより「マーケティング」についてのレクチャー。デジタルマーケティングが本業ということで、その基礎を教えていただきました。

マーケティングのゴールは物を売ることでなく、ファンになってもらうこと。知ってもらい、利用してもらい、リピートしてもらい、ファンになってもらうという段階(カスタマージャーニー)を考える必要があります。

まずは利用者(ペルソナ)を考えます。

そしてコミュニケーション手段。

カスタマージャーニーの各段階に応じたコミュニケーション手段を考えることでファンを増やすことを目指します。

利用してもらったりファンになってもらうのに重要なのはストーリーやその伝え方。

興味をもってもらったり好きになってもらうにはデザインも重要。

より詳しく勉強するにはこのような本もあります。

マーケティングについて学んだところで、参加者・主催者全員でアイデアソン。10分ほどお題を考えて発表です。
私はあまり良いアイデアが浮かばなかったですが、皆さんのアイデアとても良くて、ぜひ参加してみたいと思えるものでワクワクしました。
ぜひまたアイデアを具体化するワークショップとかしたいですね。

関口さんもとても柔軟に対応してくれそうですので、ぜひ良いアイデアがあるという方はぜひ教えてください!

saya: