5月12日から6月3日の期間、プラハにて国際音楽祭「プラハの春」が開催されます。それを記念してチェコセンター東京主催の記念コンサートがチェコ共和国大使館ホールで開催されました。案内があってからすぐに埋まってしまったそうですが、運良く滑り込みで参加申込できました。
演奏者は、ヤン・イラスキーさん(ピアノ)と 後藤博亮さん(ヴァイオリン)。
ヤン・イラスキーさんはブルノの国立ヤナーチェク音楽芸術大学(JAMU)のピアノ部門学科長。今回初来日で直前に到着したばかりだとか。
後藤博亮さんは広島県福山市出身で、チェコ永住権を取得してチェコ在住。チェコ国立ブルノフィルハーモニー管弦楽団第一ヴァイオリニストとして活動中。
レオシュ・ヤナーチェク、アントニーン・ドヴォジャーク、ボフスラフ・マルティヌー、ベドジフ・スメタナというチェコを代表する作曲家の楽曲、7曲を披露していただきました。迫力があり引き込まれる演奏を間近で聴けて感動しました。
後藤博亮さんによる楽曲の簡単な解説も面白く、解説を聞いてから聴けたのでさらに楽しめました。
今年はベドジフ・スメタナの生誕200年を記念する「チェコ音楽年」。年間を通じ、ベドジフ・スメタナ、アントニーン・ドヴォジャーク、レオシュ・ヤナーチェク、ヨゼフ・スク、ボフスラフ・マルティヌー、イジー・シュリトルの周年を祝い、コンサートだけではなく、展覧会、講演会、映画上映会など多くのイベントが開催される予定です。
音楽といえばオーストリアが有名ですが、隣接するチェコも音楽の都。劇場も多いので、ぜひチェコでは音楽も体験して下さい。