今年はベドジフ・スメタナの生誕200年を記念する「チェコ音楽年」。春には国際音楽祭「プラハの春」を記念したコンサートがチェコ共和国大使館で開催され、ピアノとヴァイオリンの演奏を楽しみました。
チェコでは、プラハの春だけではなく、多くの音楽祭が開催されているそうで、その中でも急成長を遂げているのが「プラハ・ドヴォジャーク音楽祭」(Dvořákova Praha)。ドヴォジャークの誕生日(9月8日)を記念して毎年9月にプラハで開催されています。
その「プラハ・ドヴォジャーク音楽祭」を記念して、9/3にチェコ共和国大使館で「プラハ・ドヴォジャーク音楽祭開催記念コンサート in Tokyo」が開催されましたので、参加してきました。
ピアノ四重奏曲 第2番 作品87と交響曲 第8番 作品88という作品番号の連番を軸に、通常のコンサートではほとんど並ぶことの無い各種ドヴォジャークの作品をまとめて聴くことができるプログラムということで、とても聴きごたえがある内容でした。休憩を挟みつつ2時間半にわたり迫力の生演奏を楽しめました。
講談を交えた演出なども良かったです。
休憩ではワインなども振る舞われました。
- プログラム:
序曲「わが故郷」作品62*
ピアノ四重奏曲 第2番 変ロ長調 作品87
歌劇「ルサルカ」作品114(講談とフルート、ピアノによるハイライト形式)
交響曲 第8番 ト長調 作品88*
*印は作曲者自身によるピアノ連弾版による演奏です。 - 出演者:
ピアノ:稲島 早織・大石 真裕
ヴァイオリン:遠藤 万里
ヴィオラ:佐藤 良輔
チェロ:高橋 裕紀
フルート:齋藤 碧
講談:神田 桜子
出演者の皆様、素晴らしい演奏、ありがとうございました!
チェコの音楽、とても興味深いので皆さんに聽いてほしいですね。
9/5には、大井町きゅりあん小ホールで日本チェコ友好協会 設立20周年記念コンサートが開催されます。興味ある方はぜひ。