9月中旬に長崎出張があり、行ってみたかったけど2年前の長崎出張では行けなかった軍艦島(端島)に行ってきました。
いくつか軍艦島クルーズを行っているツアー会社がありますが、軍艦島コンシェルジュさんの軍艦島上陸ツアー スタンダードを予約しました。
当日の受付はグラバー園近くにある軍艦島デジタルミュージアム1Fで行います。軍艦島上陸ツアーには軍艦島デジタルミュージアムの見学も含まれていますので、出港前に早めに行って軍艦島についてしっかり学んでから上陸ツアーに出るのがおすすめです。
軍艦島(端島)は、鉄筋コンクリートのアパートが廃墟となっている風景で有名ですが、単なる廃墟ではないです。良質な海底炭鉱が発見され、岩礁から人工島として拡張されて、明治から昭和の発展に貢献。最盛期には東京都の約17.5倍の人口密度、日本初の高層RC造アパートが建つ、日本一のテレビ普及率など、当時の最先端の生活を送っていたことなど学べます。
軍艦島のアパートの暮らしを再現したセット
昔の島の暮らしを撮影した写真と今の姿の展示
採炭現場への道をプロジェクションマッピングで再現した展示
軍艦島を3Dデータ化したものもありました。
階段にも迫力ある写真
軍艦島の1/150のジオラマに人と時間の流れやその風景をプロジェクションマッピングで再現
日本画家・絹谷香菜子の水墨画ですが、絵画の前に立つと、影となる部分の絵が変化します。
日本最古の鉄筋コンクリートアパート 30号棟の1/30の模型
昔と今の模型を見比べることができます。
軍艦島に上陸するとこの30号棟を実際に観ることができます。
日給社宅
30号棟や日給社宅のBIMデータはここで公開されていますね。
端島銀座近くにある急勾配の階段「地獄段」を再現したセット。衣装を着て記念撮影することもできます。
端島で撮影された色々な作品。「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」や「007 スカイフォール」など。
ちょうどこの10月からはTBS日曜劇場で端島を舞台としたドラマ「海に眠るダイヤモンド」がスタートするそうです。
ガンショーくんルーム
このほかにもドローン撮影映像をVRで楽しめるコーナーなど多くの趣向を凝らした展示があり、じっくり1時間以上楽しめました。
午後便だったので、まだ出港まで時間があったので、グラバー坂を散策
祈りの丘 絵本美術館
35℃超えの暑い日だったので、長崎南山手プリン本店でプリンソフトを頂きました。
ソフトクリームとプリンの両方を一度に楽しめます。プリンは飲めるくらいとろとろ。
グラバー園と大浦天主堂は前回行きましたね。
軍艦島ツアーの出港場所、常盤ターミナルへ移動。ツアーの様子は別記事に。