すみだファンCLUBでの伝統工芸体験。11月8日には、石山染工の加藤孝之さんによる「手描き友禅体験」。友禅は工程が多いですが、その中の色付けの部分を簡単に体験できるように、ハンカチに顔料インクを使って着色し、アイロンの熱で定着させます。(実際の友禅は蒸して定着させるそうです)
ハンカチには予め絵柄が描かれているので、ぬりえ感覚で簡単に楽しめます。
絵柄を選んで体験です。洗えば線が消えるものもありました。
こちらの北斎漫画がデザインされたものを選びました。
器具でピンと張ります。
こうやって持った状態で色を塗っていきます。
顔料は濃さの違いも合わせて17種類ありました。よくかき混ぜて塗っていきます。
最初、ちょっと水分が多すぎて滲んでしましましたが、色を重ねてグラデーションさせたりできるのは楽しいですね。
ドライヤーで乾燥させ、アイロンで熱を加えて完成です。洗濯しても大丈夫。
こちらが完成したハンカチ。
手描き友禅体験の先生である加藤孝之さんは、石山染工を退社され、米沢市へ引っ越しされるそうで、残念ながら墨田区で手描き友禅体験ができる機会は減ってしまうそう。
今週末11月15日、16日に、SASAYA CAFEでハンカチの友禅体験(1,000円)ができるそうなので、興味ある方はぜひ行ってみてください。予約なしで大丈夫だそうです。
石山染工は歌舞伎や古典舞踊の衣装製作をされている会社で、オリンピックや紅白歌合戦、スーパー歌舞伎、舞台、ドラマなどの衣装など数多く手掛けられているそう。こちらにいくつか紹介されています。
写真は、2011年の復興をテーマにした衣装。
震災の記録的なデザインになっていますが、ブラックライトを当てると、ユニークな絵が浮かぶなど遊び心も入っています。
コロナ禍で仕事が減ったときは、ちょうど成人を迎える方が、振り袖衣装を制作体験するといった取り組みもされたそうです。
11月8日、9日には錦糸公園でSumida Coffee Festival 2025 Autumnが開催されていたので、少し立ち寄りました。コーヒーの店舗はどこも長い行列ができていましたね。
オットポン (Boulangerie Haut Pont)の至福のフレンチトーストを購入。パングランプリ東京フレンチトースト部門 グランプリ受賞らしいです。
レンジで温めて頂きました。フランスパンの程よい噛み応えとちょうどよい甘さでとても美味しかったです。