AppleのiPhone Duoの発表で、ようやく日本でも盛り上がってきた折りたたみスマホですが、実は先日、以前から使ってみたかった折りたたみスマホ「OPPO Find N6」を購入しました。
定価は318,000円とかなり高価ですが、最近はセールなどで比較的安く入手できるようになってきました。
今回は、実際に使い始めて感じたことを中心に、OPPO Find N6の使用感を紹介したいと思います。
まず、iPhone Duoを含め、日本で発売されている折りたたみ(フォルダブル)スマホを比較してみました。
今回は、Galaxy Z Flipシリーズなどのフリップタイプ(縦折り)は対象外としています。
※比較表はAIを使って作成しているため、間違いがある可能性があります。購入を検討される際は、各メーカーの公式情報もあわせてご確認ください。
| 項目 | OPPO Find N6 2026/4/15発売(日本) | Apple iPhone Duo 2026/10/23発売 | Samsung Galaxy Z Fold8 2026/8/7発売 | Samsung Galaxy Z Fold8 Ultra 2026/8/7発売 | Google Pixel 11 Pro Fold 2026/8/20発売 | Motorola razr fold (2026) 2026/8/4発売(日本) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 基本情報 | ||||||
| OS | Android 16 (ColorOS) | iOS 27 | Android 17 (One UI 9) | Android 17 (One UI 9) | Android 17 | Android 16 |
| チップセット | Snapdragon 8 Elite Gen 5 | Apple A20 Pro | Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy | Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy | Google Tensor G6 | Snapdragon 8 Gen 5 |
| 構成 | 16GB + 512GB (日本は単一構成/海外は1TBあり) | 12GB + 256GB〜2TB | 16GB + 256GB〜1TB | 16GB + 256GB〜1TB | 16GB + 256GB〜512GB (日本は1TB未展開/海外は1TBあり) | 12GB + 256GB (日本は単一構成/海外は1TBあり) |
| 日本価格 | ¥318,000 | ¥364,800〜¥574,800 | ¥269,880〜¥359,880 | ¥296,780〜¥386,780 | ¥279,900〜¥299,900 | ¥299,800 |
| サイズ・重量 | ||||||
| 展開時寸法 | 159.9 × 145.6 × 4.2mm | 117.8 × 164.6 × 5.2mm | 161.4 × 123.9 × 4.5mm | 158.4 × 143.2 × 4.1mm | 非公開(厚さ5.0mm) | 160.1 × 144.5 × 4.7mm |
| 折畳時寸法 | 159.9 × 74.1 × 8.9mm | 117.8 × 84.1 × 11.3mm | 81.9 × 123.9 × 9.7mm | 158.4 × 72.8 × 8.9mm | 非公開(厚さ10.1mm) | 160.1 × 73.6 × 10.1mm |
| 重量 | 225g | 254g | 201g | 215g | 239g | 243g |
| ディスプレイ(内側) | ||||||
| サイズ / 種類 | 8.12インチAMOLED (SDC E7+) | 7.6インチLTPO Super Retina XDR OLED | 7.6インチLTPO AMOLED 2X | 8.0インチLTPO AMOLED 2X | 8.0インチFoldable LTPO OLED | 8.1インチOLED |
| 解像度(比率) | 2480 × 2248 約1:1.10 | 1878 × 2670 約1:1.42 | 2448 × 1848 4:3 | 2256 × 2504 約1:1.11 | 2076 × 2152 約1:1 | 2232 × 2484 約1:1.11 |
| リフレッシュレート | 1–120Hz | 120Hz | 120Hz | 120Hz | 120Hz | 120Hz |
| ピーク輝度 | 1,800 nits(HBM) | 3,000 nits | 3,000 nits | 3,000 nits | 3,600 nits | 6,200 nits |
| ディスプレイ(外側) | ||||||
| サイズ / 種類 | 6.62インチ AMOLED | 5.4インチ OLED | 5.5インチ LTPO AMOLED 2X | 6.5インチ LTPO AMOLED 2X | 6.5インチ OLED | 6.6インチ AMOLED |
| 解像度(比率) / rate | 2616 × 1140 約1:2.30(横長)・1–120Hz | 1398 × 2034 約1:1.46・120Hz | 1248 × 1972 約1:1.58・120Hz | 1080 × 2520 約1:2.33(横長)・120Hz | 1080 × 2342 約1:2.17・120Hz | 2520 × 1080 約1:2.33(横長)・165Hz |
| 性能 | ||||||
| FeliCa/おサイフケータイ | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| スタイラス | 対応 (OPPO Pen、静電容量式) | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 非対応 | 対応 (Moto Pen Ultra、内外画面ともBluetooth接続で使用可) |
| 指紋認証 | 対応(側面) | 対応(側面) | 対応(側面) | 対応(側面) | 対応(側面) | 対応(側面) |
| 顔認証 | 対応 | 非搭載 | 対応 | 対応 | 対応 | 非搭載 |
| 防水防塵 | IP56 / IP58 / IP59 | IP68 | IP48 | IP48 | IP68 | IP48 / IP49 |
| 折り目の目立たなさ | 四軸Celestial Hinge採用、業界最高水準の平坦さ視覚・触感ともほぼ感じない(TÜV認証取得) | ナノテクスチャー加工で正面からはほぼ視認不可ただし斜め光では筋が見える | 先代から大幅改善見た目はほぼ平坦、触ると段差はまだ分かる | Fold8と同水準まで改善 完全な平坦化には至らず | ヒンジ刷新で触感は改善正面以外の角度・暗色系では折り目が目立つとの評 | レビュー情報が少なく詳細不明 |
| カメラ | ||||||
| 広角(メイン) | 200MP f/1.8 OIS | 48MP f/1.6 OIS | 50MP f/1.8 OIS | 200MP f/1.7 OIS | 48MP f/1.7 OIS | 50MP f/1.6 OIS |
| 超広角 | 50MP f/2.0 | 48MP f/2.2 | 50MP f/1.9 | 50MP f/1.9 | 10.5MP f/2.2 | 50MP f/2.0(マクロ対応) |
| 望遠 | 50MP f/2.7・3倍 OIS | 非搭載 | 非搭載 | 10MP f/2.4・3倍 OIS | 10.8MP f/3.1・5倍 | 50MP f/2.0・3倍 OIS |
| インカメラ(内/外) | 20MP / 20MP | 非公開 / 12MP | 10MP / 10MP | 10MP / 10MP | 10MP / 10MP | 20MP / 32MP |
| バッテリー | ||||||
| 容量 | 6,000 mAh | 非公開(動画44時間) | 4,800 mAh | 5,000 mAh | 4,806 mAh | 6,000 mAh |
| 有線急速充電 | 80W SUPERVOOC | 50%/20分 | 45W(30分で63%) | 45W(30分で67%) | 30W(30分で50%) | 80W TurboPower |
| ワイヤレス充電 | 50W AIRVOOC | 25W MagSafe/Qi2 | 20W | 20W(Qi2.2) | 25W磁気(Qi2.2) | 50W |
OPPO Find N6は、FeliCaに対応していないという弱点はあるものの、カメラ性能、スタイラスペンへの対応、本体の薄さ、バッテリー容量、折り目の目立ちにくさなど、全体的なバランスがかなり良いと感じます。
OPPOというと、これまでは「比較的安くて性能の良いスマートフォン」というイメージが強かったのですが、実際にFind N6を使ってみると、ハイエンドモデルとしての完成度の高さを感じます。
今回購入したのは、OPPO AI Pen Kitが同梱された「LIMITED BOX」です。
外箱はかなり大きく、スマートフォンというよりパソコンでも入っているのではないかと思うほど。
中には、Find N6本体の箱と、OPPO AI Pen Kitの箱が入っています。
Find N6には、80W ACアダプター、USB Type-Cケーブル、SIM取り出し用ピン、保護ケースが同梱されています。
そして実物を手にしてまず驚いたのが、開いたときのディスプレイの平坦さと本体の薄さです。
「折りたたみスマホ=厚くて折り目が目立つ」という、これまでのイメージがかなり変わりました。
アウトカメラは、ハッセルブラッドが監修したクアッドカメラを搭載しています。
カメラについては、折りたたみスマホだからカメラ性能はそこそこ、という感じではなく、普通にハイエンドスマートフォンとして使える構成になっています。
また、折りたたんだ状態での厚みは8.9mm。2枚のディスプレイを搭載した折りたたみスマホでありながら、普通のスマートフォンと比べても「ものすごく厚い」という感じはありません。
OPPO AI Pen Kitには、スタイラスペン本体のほか、専用保護ケース、交換用ペン先×2、ペン先エクストラクターが同梱されています。
専用ケースにはスタイラスペンの充電機能もあり、ケースを本体に装着しておけば、スタイラスペンも充電できます。
ただし、その分ケース自体に少し厚みが出てしまうのが難点です。
本体の薄さをできるだけ活かしたかったので、私はスタイラスペン用のケースではなく、本体に付属しているケースを使うことにしました。
このケース、手触りも良く、デザインもなかなか気に入っています。
一方で、残念なのがMagSafeに対応していないこと。
また、Find N6は開いた状態で置くと少し不安定なので、充電口に取り付けられるストラップも追加しました。
構造上、これだけで落下を防げるわけではないので、あくまでちょっとした補助ですが、持ち歩くときの安心感はあります。
ケースを装着すると、折りたたんだときに表裏両方のディスプレイを保護できるため、本体との一体感もあります。
折りたたんだ状態では少し縦長ですが、非常に持ちやすく、普段は普通のスマートフォンとほとんど同じ感覚で使えます。
折りたたみスマホというと、閉じた状態でも分厚くて持ちにくいイメージがありましたが、Find N6ではその印象がかなり薄いですね。
そして必要なときに開けば、大画面スマートフォンに変身します。
開くと、かなり大きなディスプレイになります。
ほぼ正方形に近い形ですが、少し縦長になっています。
この画面の大きさを活かして、左右に別々のアプリを表示することもできます。
特に便利なのが、二本指で画面の上から下に切るように操作して画面分割するジェスチャー。
最初は少し独特に感じましたが、慣れてくると、2つのアプリを同時に使いたいときにかなり便利です。
もちろん、動画などを大画面で楽しむのにも向いています。
半分折り曲げた状態にすると、半分をコントロール画面のようにして使うこともできます。
個人的にかなり気に入っているのが、雑誌や漫画を見開きで読めること。タブレットでも同じことはできますが、わざわざタブレットを持ち歩くのは少し大きくて重いです。
その点、普段はスマートフォンとして持ち歩き、必要なときだけ開いて見開きで読めるというのは、折りたたみスマホならではのメリットだと思います。
ただし、折り目を境に左右のページを見開きで表示するには、アプリ側の設定が必要です。
(標準状態では、縦長の表示の場合、片面だけに表示されるアプリの場合)
折りたたみならではの機能として、カメラを使うときに外側のディスプレイへ映像を表示することもできます。
これなら、撮影される人に画面を確認してもらいながら撮影したり、アウトカメラを使って自撮りしたりすることができます。
OPPO AI Penの書き心地もかなり良いです。
実際にディスプレイへ文字を書いてみても、折り目の部分で引っ掛かったり入力しにくかったりすることはなく、普通に書くことができます。
ただ、専用ケースを使わない場合に困るのが、スタイラスペンの充電ですが、専用ケースにワイヤレス充電器などを取り付けることでスタイラスペンを充電できることが分かりました。
このあたりは、もう少しスマートな方法があると嬉しいところです。
もう一つ、使っていて気になったのがカメラのシャッター音。日本向けのファームウェアでは、シャッター音を消すことができません。
これについては、少し手間はかかりますが、日本向け以外のファームウェアに変更することで対応できました。
ただし、ファームウェア変更は誰にでもおすすめできる方法ではありませんし、注意点もあります。
このあたりについては、別の記事で詳しく紹介したいと思います。
まだ使い始めたばかりですが、OPPO Find N6はかなり気に入っています。
折りたたんだ状態では普通のスマートフォンとして使いやすく、開けばタブレットに近い大画面になる。
さらに、ハイエンドスマートフォンとして十分なカメラ性能があり、スタイラスペンにも対応している。
薄さや持ちやすさ、ディスプレイの折り目の目立ちにくさなど、実際に触ってみて初めて分かる完成度の高さもあります。
しばらく使い込んでみて、カメラ性能やバッテリー、普段のスマートフォンとしての使い勝手なども、改めて紹介したいと思います。
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