屋形船の屋根が変形して低い橋もくぐり抜ける 松江堀川めぐり

出雲大社のあとは松江へ。2015年に国宝に指定された松江城天守に行く予定でしたが、観光タクシーの運転手さんは、松江城のお堀をめぐるぐるっと松江堀川めぐりがおすすめとのことでしたので、そちらを体験しました。松江堀川遊覧船は20週年だそうです。

コースの全長は約3.7kmで一周約50分。大手前広場からの定時便に乗船しました。
ふれあい広場やカラコロ広場にも乗船場があり、料金は一日乗船券になっているので、当日中自由に乗降が可能というのもユニークですね。

船頭の方の説明も面白いです。
ちなみに船頭さんの座っている位置の反対側が前方で、そちらの方が眺めが良いです。

石垣と木々に囲まれた堀をめぐります。

アオサギや

シロサギなどもいました。

1羽だけ残ったという渡り鳥。何て鳥だっけな？

古い町並みで昔ながらの光景が楽しめます。

そして多くの橋の下をくぐるのも魅力の一つ。

中にはとても低い橋がありますが、その下をこの屋形船が通れるように屋根が変形してとても低くなるという構造になっています。
ピンクのハートが出てきたら屋根が低くなる合図。乗船客は身を屈める必要があります。

こんな感じで屋根が降りて橋の下をくぐり抜けます。なかなかおもしろいですね。

屋根が降りる橋は全部で４つあります。

屋根が降りた状態を外から見るとこんな感じですね。

大手前広場に戻る直前には松江城天守がよく見えるスポットがあります。

一周約50分と長いですが、船頭さんの説明やお堀からみた景色など、とても楽しめました。おすすめです。
冬はこたつまで完備されるそうです。

堀川遊覧船を降りたあとは、松江城天守近くまで行ってみました。

石垣に印がついていたりします。

松江城天守美しいですね。本当は売却解体予定だったのが、地元の豪農の勝部本右衛門や元藩士の高木権八が同額の金を国に納めるかたちで買い戻され、保存されたのだとか。