みんぽすよりお借りしているGALAPAGOSメディアタブレットのレビューその2です。その1はこちら。
前回、TSUTAYA GALAPAGOSストアで購入した本を他の端末に移動させる制約が多いのが残念で、ここで買って良いのかと思ってしまうという話をしましたが・・。
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電子書店パピレスで購入したXMDF形式の電子書籍なら、GALAPAGOSメディアタブレットでもReaderでもPCのブンコビューアでも読むことができるようです。これなら安心して購入できますね。
※パピレスではbookend形式の電子書籍も販売しているので注意。端末をソニー”Reader”にして検索するとXMDF形式の書籍のみ表示できます。まだまだ少ないのが残念ですが。
(パピレス以外にも同様の電子書籍のストアがあると思います。)
ほとんどの本がサンプルを無料で配布していますので、試しに入れてみることもできます。サンプルで確認したところ問題なかったので、「悪人」を購入してGALAPAGOSメディアタブレットとReaderに転送してみましたが、両方で読むことが可能でした(最初の写真)。
GALAPAGOSメディアタブレットの方はXMDFの書籍でもメインの画面でなく、ブックシェルフのマイクリップに行かないと表示されないのは残念。
Readerの場合はメインの画面に並びます。こっちの方が分かりやすくて良いなあ。
DRMがあったら絶対ダメという訳じゃないですが、DRMで特定の端末やソフトでしか読めない電子書籍ストアって、昔の乱立した音楽ストアと同じであまり長続きしない気がします。
そうこうしているうちに黒船にやられそうなので、様々なストアや端末、ソーシャルメディアにマルチで対応する中間的な電子書籍クラウドみたいなのが出来ると良いのですが。どこのストアで買ってもそこに入れておけば、DRM等を適切に切り替えてほとんどの端末で読める(同時視聴数のみ制限)とか口コミから迷わず即購入して読めるとか。GALAPAGOS(メディアタブレットでなくサービス)はぜひそういう存在を目指して欲しいです。GALAPAGOSがガラパゴス的進化を遂げる前にやられてしまわないように。
おまけで、GALAPAGOS Stationに付いてくるプリンタドライバ「GALAPAGOS XMDF Clipper」を試してみました。PCからこのドライバで印刷を行うと、XMDFファイルに変換して、GALAPAGOS Stationに入れてくれます。
同期するとGALAPAGOSメディアタブレットのマイクリップにそのファイルが置かれます。このBlogをプリントして入れてみましたが、ページめくりで書籍のように表示されるのですね。拡大縮小ができないのがとっても残念。
Galapagosは正式にはアナウンスしてませんが、青空文庫形式のtext にも対応してますよ。ルビも綺麗に表示されます。蛇足かもしれませんが…
todoさん、情報ありがとうございます。
青空文庫のtxt形式にも対応しているのですね。試しに入れてみたらちゃんと縦書き・ルビ付きで表示され、拡大縮小可能でした。
ブラウザから直接ダウンロードできずGALAPAGOS Station経由で転送しないといけないのがちょっと面倒ですが。