太っ腹!EPステーション


まだ放送と通信の融合なんて夢だった、地上デジタルすらなかった2002年。
BSデジタル・CSデジタルとHDD蓄積型放送、インターネットを統合したサービスが大手家電メーカーが団結して始まった。
ビジネス企画的には非常に分かりやすいストーリーと強力なスキームであったが、一般的にはさっぱり流行らなかった。
#家電メーカーの集まりであるがために、魅力的なコンテンツをうまく提供できなかったということでしょう。
すぐにユーザ獲得のために、STBの安売りキャンペーンが始まった。
当時、5万以上はしたBS・CSデジタルチューナをHD付き(デジタル録画可能)で4万ほどでキャンペーン販売していた。
(ちなみに定価は約8万)
会費も1年間無料であった。(チューナとして利用するだけならサービスを継続する必要はない)
私は、丁度持っていたBSデジタルチューナを(なぜか購入価格以上で)ヤフオクで売り、このサービスに入ってみた。


確かに、機能が豊富だった(ワイヤレスキーボードまで付いていた)が、私はBSデジタルの視聴と録画しかしなかった。
しかも、機能にはバグ等が多く、当時は珍しくHDDを積んでいたためにトラブル報告も多かった。
#この失敗をふまえて、各メーカは今のDVD/HDレコーダを成功させたのであろうか?
とにかくビジネスとしては大失敗で、開始から2年もたたない2004年3月末にサービス終了となった。
このときの対応が太っ腹だった。
サービス終了するので、STBを返却すれば購入金額が返金される、継続利用する人も感謝として商品券がもらえた。
私は、もともとBSチューナ&録画機として使っていたのでサービス終了の影響はほとんどなく、継続利用することにした。
そしてすっかりEPステーションなんて言葉をすっかり忘れていた今日、また手紙が届いた。
サポートを終了するので下記のどちらかを選んでほしいとのことだった。
1. STBを返品して、購入金額を返金を受ける
2. 継続利用するので、補償金(修理等はしないということを承諾する)を受け取る
しかもなんと1より2の金額の方が高い。
使い続けていて良かった。
(デジタルチューナ付き液晶TV買った今はプロジェクター用専用機になっているが)
それにしても、確実にユーザから得た収入より支出の方が多いわけで、
この会社どれだけの損失を出したのだろうか?
7/31修正
訂正はがきが来て、1と2の金額が逆でしたとのことです。
まあ、消費税分の差なのであまり変わりませんが。

saya: