次世代ソーシャルネットワーク

SNSといえば、国内ではmixi、米国ではMy Spaceですが、最近また色々動きがあるみたいですね。
ひとつはゲームや仮想世界との融合ですね。
MiiやHOMEなども一種のSNSといえますが、GREEも携帯電話で仮想世界サービスを始めるそうです。
» GREE、モバイルSNSで仮想世界サービスを開始
mixi等のいままでのSNSは、各種コミュニケーションツールが用意されており、それを使ってコミュニケーションを楽しむ事ができますが、mixi外のアプリケーションを使おうとしたり、用意されている事以上の事をしようとしたら急に難しくなります。折角のソーシャルネットワークが有効活用できない感じですね。
仮想世界はSNS上で行えることを現実世界を真似て増やす事ができますが、GREEのはやはりクローズな世界であることには変わりない感じがします。
Second Lifeはユーザが色々作り込む事ができ発展していますが、まさにこのオープン性を簡単な形でSNSに持ち込んだのが、オープン化した学生向けSNSからスタートしたFacebookでしょう。米国ではFacebookが急成長しているそうです。
» Facebook、一般公開で利用者急増–米調査
» 巻き起こる熱狂–アプリ開発プラットフォーム「Facebook Platform」
» ZohoがFacebookで利用可能に – Facebook Platform戦略が加速

Facebookは2007年5月末、Facebook向けのアプリケーションを開発・提供するためのプラットフォーム「Facebook Platform」を発表。Facebook Markupというマークアップ言語と、すでに公開されているAPIとの組み合わせで、開発者やパートナーが自由にFacebookユーザーのネットワークを利用したアプリケーションを開発できるようにした。また、Amazon.com、Box.net、Lending Club、Photobucket、Slide、Warner Bros.など、65以上の開発パートナーから85のアプリケーションが登場し、MicrosoftがWebアプリケーションのマッシュアップツール「Popfly」でFacebook Platformをサポート、プログラミングに習熟していないユーザーでも独自のコンテンツ開発に挑戦できるなど、自由度の高いSNSサービスへと変貌を遂げている。

Facebookに入ってみたところ、Facebook用のアプリケーションが1775個公開されていました。こういう方向に進むんでしょうね。

さらにすでにorkutYahoo 360を展開しつつも低迷しているGoogle, Yahooも次世代ソーシャルネットワークに取り組んでいるとか。
GoogleはSocialstreamというサービスを開発中だとか。
Blogger, Flickr, Picasa Web Albumsのような様々なサービス上のデータをSNS上で共有することができるUSN(Unified Social Network)というコンセプトらしいです。
» Improving Google’s Social Network
友人のアクティビティをTimeline上に表示するインタフェースとかも面白いですね。

Yahoo!もYahoo Moshというソーシャルネットワークサービスを計画しているとか。
» Mosh-Yahooの新ソーシャルネットワーク計画

saya: