子供を連れてお台場にある日本科学未来館にはじめて行ってきました。
2001年に開館した比較的新しい科学館で館長は宇宙飛行士の毛利衛。
いつの間にか都バスの急行05系統(土日のみ運転)が日本科学未来館行きになっていたため、錦糸町からはバス一本で行くことができ便利。
まずは、1/28までの開催の企画展「地下展 UNDERGROUND−空想と科学がもたらす闇の冒険」へ。
広い会場に発泡スチロールのブロックを大量に使ってかつ効果的にライティングを行い、氷の神殿みたいな感じで展示がなされていました。地下展というネーミングから暗く狭いイメージを持っていたのですが、かなり違いました。
初めは地下の利用、タイムカプセル、地下資源から始まり、種子保存庫プロジェクト、放射性廃棄物の処分、南極の地底湖などのテーマで地下に潜っていきます。
深く潜るだけでなく、生命の樹、巨大隕石衝突、地球が凍った日「スノーボールアース」など、過去にもさかのぼっていきます。
最後は46億年の時計「地球システム」で締めくくります。
発泡スチロールの壁も徐々に高くなり、最後には天井に届くほどになっており、潜っていく感じをうまく表現していると思います。小さい子供には難しいテーマでしたが、インタラクティブな展示も多く、それなりに楽しんでいました。
そのあと、常設展示の方も見ました。まずは、吹き抜け空間に浮かぶジオ・コスモス。未来館のシンボルになっていますが、子供達も寝ころんで暫く見入っていました。
ロボットも多く展示・実演してあり、ASIMOが走ったり、ビークルロボットが様々な動きを見せたりしていました。
インターネットの仕組みを物理的に見せる巨大な装置やバーチャルリアリティ、様々なインタフェースなどの展示がありました。特にインタフェースとして、ハンドルの他に、手綱、ジョイスティック、コップ、鍵盤などで車を運転するコーナーは気に入ったようでした。
しんかい6500や宇宙居住棟、スーパーカミオカンデの模型に入ったりするのも面白がっていました。
ただ、全体的にテーマが難しいのでほとんど分かっていなかったと思いますが・・・。中学生以上くらいなら中身も理解できて良いかも知れません。予約制の実験なんかもやっているようでした。
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