去年に引き続き、NHK技研公開2008に行ってきました。
さすがに1年では出展内容にあまり変わりはないですね。
ハイビジョンの16倍の画素数スーパーハイビジョン(3300万画素)と22.2chマルチチャンネル音響システムでのシアターは去年もありましたが、今年は日本遺産という新たなコンテンツで美しい北海道の映像を臨場感たっぷりに映していました。
また、スーパーハイビジョン+22.2chを家庭で視聴するイメージの展示もありました。表示側の問題でパネルを4枚使っていましたが、やはりすごい美しさですね。別展示の符号化伝送システムを使った映像だそうです。
また、(たぶん)新しいものとしては、3枚の有機膜を重ねて小型化を目指す単版カラー撮像デバイス、BBCとの共同研究のDirac映像符号化システム、ロボットのカメラが協調して自動的に最適な画角で撮影する協調撮影ロボット、ブルースクリーンではない特別な素材の部分にCGを合成しカメラの動きに会わせて高精度にCGを合成する高精度リアルタイム映像合成などの展示が有りました。
TVサービス関連では、話題?のアーカイブズオンデマンドサービス関連は展示はなかったですが、Javaプログラムを放送波に載せて送ることで受信側でコンテンツを嗜好に会わせて変換するAdapTV, 番組に関連する情報をメタデータを使って自動検索してリモコン選択だけで掘り下げていけるCurioViewなどの展示がありました。
技研公開2008は5/25(日)までです。

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