「インタレストマッチと広告の未来」ブロガーミーティングに参加


昨日はAMNイベント「インタレストマッチと広告の未来」に参加してきました。
overtureとYahoo! Japanからのインタレストマッチアドパートナーについての紹介がありました。




まずは、Yahoo!とovertureのこれまでとこれから。Yahoo!はここから生まれたそうです。
これまで自社サイト中心だったYahoo!Japanは、これからは外部開放+収益のシェアなどでオープン性をめざすとか。こういったイベントやアドパートナーもその一環ということですね。



インタレストマッチとは、閲覧しているページの内容や過去のウェブ利用履歴、検索履歴に応じて広告を表示する興味関心連動型広告とのこと。検索結果よりも滞在時間が長い閲覧ページにインタレストマッチ広告を出すことによって、広告市場を広げようとしています。




小規模サイトやブログなどに広告を提供しているアドパートナーでもこのインタレストマッチが”もうすぐ”使えるようになるという説明がありました。
質問はやはり、個人の行動履歴を使うという事で、プライバシーの問題や詳しい仕組み、今後の戦略など、まるで記者会見のようでした。まあプレゼン自体も記者会見みたいな感じでしたが。
アドセンスとの違いは広告を人の目でチェックしているので、広告のクオリティが高い点とか。
その後はグループワークでアドパートナーの広め方のアイデアのディスカッションでした。とても面白いアイデアも多い中、タグ貼付けをもっと簡単にしないととかカスタマイズ性を高めないとという意見も多かったです。
懇親会では、Yahoo!の技術者の「今日はお金(事業戦略)の話ばかりでしたが、我々は広告も有用なコンテンツと考え、ユーザによりよいコンテンツを届けるための技術を開発しているという思いです。」(正確な発言は忘れたので意訳です)という言葉が印象に残りました。記者会見風に感じたのは、事業戦略とサービス紹介しかなく、あまり目指す姿への思いや技術的な苦労などが語られなかったので表面的だなと感じたからでした。
もっと「広告の未来」のあり方についてのディスカッションがあればより良かったと思います。

saya: