宇宙芸術シンポジウムとパナソニックセンター東京


今日は第4回アーバンコンピューティングシンポジウム「宇宙芸術シンポジウム」なるものに出席してきました。
「宇宙芸術」って何だろう?と言うレベルの理解で参加しましたが、非常に興味深い内容で良い刺激になりました。
第一部 「宇宙芸術に関するJAXAの取り組み」
森山朋絵(東京都現代美術館)、松尾尚子(宇宙航空研究開発機構)
第二部 「宇宙芸術と宇宙デザイン」
森脇裕之(アーティスト・多摩美術大学)、宮崎光弘(アクシス・多摩美術大学)
ナビゲータ 木原民雄(NTT)


場所はパナソニックセンター東京でかなり広いホールでした。松尾尚子さんはジョンソン宇宙センターからTV会議で参加。



ISS(国際宇宙ステーション)や「きぼう」日本実験棟はもちろん知っていましたが、科学実験だけでなく文化・人文社会科学実験が行われていたのですね。
宇宙空間で実際に様々な実験ができるようになり、地球上とは違う宇宙での世界観、自然観、人間観をどう表現して共有するか、そのために芸術的実験を行っているというのは面白いと感じました。
宇宙芸術というのは特に確立されたものではない(言ったもの勝ち)のようでしたが、様々な宇宙に関する先見的な芸術表現や取り組み(純粋化やライトアート等)、デザインの事例等を紹介頂いたのも興味深かったです。

紹介のあったチャールズ・イームズの1977年の作品Powers of Tenも視点を変えることで、常識が変わったり感じ方が変わったりすることを分かりやすく表現した作品だと思いました(これを1977年に作ったのもすごいと思いました)。
この他にも様々な刺激を受けることができ、期待以上の内容でした。



シンポジウムの後は、完全予約制の4Fショールーム「テクノロジー&ソリューションideas」を見学させて頂きました。103vのディスプレイを縦にして4枚並べたシアターや150インチプラズマディスプレイの鑑賞やNewPDPの技術。私も使っているコンパクトデジカメLumixの分解モデル(レンズの断面とかもあり)や非球面レンズについての技術。ナノイー、省エネ照明などの技術紹介がありました。
またソリューションとして放送局、カーデバイスやストラーダリンク、店の電子決済、見守りなども紹介して頂きました。
ソニーの技術紹介は何度か聞く機会がありましたが、パナソニックはほとんど聞いたことがなかったので参考になりました。

帰り際に、1Fに展示してあったパナソニックBDレコーダの発売前の新製品DMR-BW850を操作しました。
確かにメニュー等のモッサリ感は多少改善されている感じがしました。
YouTubeの鑑賞も行ってみましたが、PS3用に提供されたインタフェースと同じような感じで提供されています。動画をクリックして全画面表示ももちろんできますが、残念ながら画質はノーマル画質。
外に出ると綺麗な夕暮れだったのでLUMIX DMC-LX3で撮影。

saya: