天使と悪魔 (上) (角川文庫)

天使と悪魔
映画の宣伝を見て、面白そうだったので読んでみました。
大ヒットしたダ・ヴィンチ・コードの原作者ダン・ブラウンによる1作目の作品らしいですね。ダ・ヴィンチ・コードと似たような展開ですが、より構成がしっかりしていて最後まで飽きさせません。しっかりしすぎているため何となく最後の方の展開が予測できてしまいましたが。
テーマは宗教と科学の対立ということで、主にヴァチカン市国&ローマを舞台にカトリック教会と秘密結社の戦いが繰り広げられます。テーマがテーマなので不快感を抱く人もいるかもしれませんが、私は単純にタイムリミットサスペンス&エンターテイメントとして面白いと思いました。出てくる宗教の話や科学の話もかなり緻密でどこまで本当でどこがフィクションか分からないくらいです。おすすめです。


物理学者とともに読む「天使と悪魔」の虚と実 50のポイント
米カトリック団体が「天使と悪魔」へのボイコット運動を開始
天使と悪魔的ローマの歩き方


どのように映画化されているのか興味がありますね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です