6/30はAMNの紹介でSANYOエネループブロガーミーティングに参加してきました。
上の写真の光る魔法のツボは、9/11発売予定の充電式インテリアライトeneloop lampです。こすっても何も出ませんが、本体を回転させると光量を2段階に変化させることができます。頭を押すとモードを切り替えたり、ON/OFFしたりできます。
単三型eneloop2個使用で通常は無接点充電のインテリアランプとして目につくところで使え、震災時等緊急時はそのままフラッシュライトとして使える優れものです(探しまわらなくても良いし、机から落ちても大丈夫で転けるとライトが自動点灯)。阪神・淡路大震災の経験から緊急時に本当に役立つ灯りのカタチを考えたそうです。
なかなか素敵ですが、お値段は15,000円程度とお高め。
このイベントではeneloop lampの発表だけでなく、eneloopの技術的な特徴、デザインのこだわり、新しくオープンした『さあ、eneloopの輪に入ろう。』サイトの紹介などがありました。
充電池があまり使われていない原因として、「充電しても放っておくと使えない」に着目し、自己放電を防ぐ技術を開発して製品化したのがSANYOの充電池eneloopらしいです。
超格子合金を世界に先駆けて実用化し、自然放電を防ぎ、動作電圧の低下も防いでいるとか。
従来の充電池が6ヶ月後に75%の容量に減っていたのに対し、eneloopでは90%、2年後でも80%残存。
さらに残容量だけでなく、電圧の低下により実際は容量は残っているのに、電池残量マークがすぐに半減してしまうことによる不満も、電圧を高く維持することでなくしたそうです。これはメモリー効果を感じさせなくする効果もあり、継ぎ足し充電を可能にしているとか。
私もWiiのリモコンやGPS-CS3K、学習リモコンなどの電池にeneloopを使っており、約20本くらい持っています。確かにあらかじめ充電しておけばしばらく使わなくてもすぐに交換できるのが便利ですね。
改めて技術的な話を聞き、単なるマーケティングの成功ではなく、技術開発に裏付けられていることが分かりました。
左上の電池はeneloopのデザイン時にあった別の案だったそうです。これだと今のeneloopのように売れたかは分かりません。やはりデザインも大切ですね。
繰り返し使える電池ということで、パッケージも繰り返し使えるデザインが採用されています。
ロゴやパッケージのブルーは美しい地球、海、空をイメージしており、パールホワイトは大切な命の数々を表しているそうです。
さらに様々な関連商品や限定グッズがデザインされており、遊び心満載な感じで非常に面白かったです。
「さぁ、eneloopの輪に入ろう。」というサイトはエコ(mottainai)の共感の輪を広げることをコンセプトとしたコミュニティサイトで、このサイトでの活動が最終的には無電化地域に明かりを灯すなど社会貢献活動に繋がるそうです。
サイトのサイズが大きいのと重いのが気になりましたが、コンセプトは良いですね。ただ、このサイトでの活動だけがポイントに繋がるのはいまいち。もっといろんなサイトを巻き込んだら面白そうだと思いました。
プレゼンのあとはグループワークで、新しいeneloop製品のアイデアを考えるものでした。参加したグループの方の発想は実現性に捕われないものでとても感心しました。賞品として非売品のeneloopyを頂きました。また全員にeneloopもお土産として頂きました。ありがとうございます。
その後は懇親会。懇親会でも話しましたが、このeneloopの成功を元に業界を巻き込んで、ぜひ充電式乾電池だけでなく、Li-ion充電池の乾電池並みの標準化をして欲しいな。家には色々なバッテリーと充電器が散乱しており、旅行に持って行くのも面倒なので・・。
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