Ron Zacapa こだわりの製法で深い味わいのグアテマラの一番搾りラム酒


震災前日の3/10にAMNの紹介で「雲の上で熟成されたウルトラ プレミアム ラム酒、ロン サカパ」ブロガー テイスティングイベントに参加してきました。MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社主催で会場は六本木のラテンアメリカ サロン (グアテマラ大使館)でした。
電車遅れて15分くらい遅刻してしまったのですが、グアテマラの紹介、ロン サカパの製法などの話を伺い、試飲や懇親会を楽しんできました。



まずグアテマラですが、中央アメリカにある国でマヤ文明が栄えた地で、今もマヤ系の方が多く暮らす国だそうです。紹介して頂いた美しい建物や風景などとても魅力的でした。

「ロン サカパ」は、サカパし設立100周年を記念して作られたプレミアムなラム酒らしいです(ロン=ラム)。ラム酒ってカクテル以外ではあまり飲まないし、「ロン サカパ」というラム酒があるのも知りませんでしたが、プレミアムなだけあって、その製法にはかなりのこだわりを感じました。


ラム酒の原料はサトウキビなのですが、普通のラム酒はサトウキビの搾り汁から砂糖をとった後に残る廃糖蜜(Molasses)を発酵させるのに対して、このロン サカパはサトウキビの一番搾り汁のみを凝縮した「バージン・シュガーケイン・ハニー」を発酵させています。見た目はあまり変わらないこの二つをなめ比べてみたのですが、バージン・シュガーケイン・ハニーはとても甘くて美味しいのに対して、廃糖蜜は非常に苦いものでした。

蒸留したあとは、海抜2,300mの涼しく安定した気候の高原に運ばれ熟成されます。

熟成の仕方が独特で、単純に長い間寝かせて熟成させるのでなく、長年熟成したラム酒とブレンドすることでそのキャラクターを受け継いだり(ソレラ・システムというそう)、様々な樽で熟成させることで多彩なフレーバーを付けたりといったことがなされるそうです。各工程の熟成具合のチェックやブレンドの仕方は職人技でなされており、味や色・香りを調和させ、ロン サカパが完成するとか。
つまり、Ron Zacapa 23といっても23年ものという訳ではなく、10-23年熟成させたものとアメリカンウィスキーの樽、焦がしたアメリカンウィスキーの樽、オロロソシェリーの樽、ペドロヒメネスの樽で各3年,1年,1年,1年ほど熟成したものをブレンドしては熟成するという感じになります。

Ron Zacapa 23の瓶にはマヤ王朝伝統の手編みの「ペタテ」が巻いてあります。このペタテには「時と空間」「空と大地」の融合の意味が込められているとか。

Ron Zacapa XOの場合はさらに一つ行程が増えて、さらにコニャックの樽で熟成させるらしいです。


Ron Zacapa 23とXOのテイスティングしました。

ともにとても粘度が高く、琥珀色でとても良い香りがしました。アルコール度数は40度くらいあるそうなのですが、とても上品な味で飲みやすい感じでした。原料のバージン・シュガーケイン・ハニーをなめた時は、甘いお酒なのかなと思いましたが、とっても良い感じに甘みやスモーキーさ、フルーティさが調和している感じがしました。
XOの方がさらにまろやかに飲みやすくなっているのですが、個人的にはZacapa 23の方が好みな感じがしました。

流暢な日本語でその魅力を語って頂きました。

ティスティングのあとは、懇親会でグアテマラの料理と一緒にRon Zacapaを頂きました。

こちらはサカパソーダ。ソーダで割ってオレンジピールが添えられており、かなり飲みやすくなってます。


私はロックで頂くのが良かったです。
ウィスキーとかは良く飲むのですが、このようなラム酒があるというのは知りませんでした。ロン サカパはかなり気に入ったので、また飲みたいと思います。
MHD モエ ヘネシー ディアジオ, グアテマラ大使館, AMN, ブロガーの皆様ありがとうございました。
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被災していない人は日本経済を縮退させないようにがんばろう。
そのためにはちょっと自粛ムードが過ぎると思うので、景気付けにお酒の話題でもと思い記事にさせて頂きました。
(追記)ヤザワ作戦決行中。みんなで伝説つくろうぜ! ‐ 岩崎聖侍

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