AQUOS PHONE f SH-13CでDIGAの録画番組をBRAVIAに転送してみた


先日のAMNのイベントで試したAQUOS PHONE f SH-13Cですが、試作機をお借りすることが出来ましたので色々試してみました。



本体/チャージャーのみの貸し出しなのでmicroSIMはiPhone 4用に使っていたb-microSIMプラチナパッケージのSIMを挿入して設定してみたところ、動作確認端末じゃないですが使うことができました。ただし接続速度がかなり遅いです(300kbpsになっているのかな)。メールやTwitter見るのは可能ですが。
気になっていたバッテリーの持ちはやはり良くなさそうです。
WWAN, WLAN, GPS, 歩数計などをオンにして、Gmail, Twitterなども同期させながら運用してみたのですが、それほど激しい使い方をしていなくても1日持ちませんでした。同じ状態で全く操作せず9時間ほど持ち歩いただけでも残り26%に。

歩数計はどれだけ歩いたか分かるので便利なのですが、結構バッテリー消費するのかな?
あと、ワイヤレスチャージャーはさっと置いた時やふとした衝撃でSH-13Cが充電範囲から外れていたりするのがちょっと不満。さらに試作機だからかもしれませんが、ACアダプタから変な高音が聞こえるのも嫌な感じがします。やっぱり普通のバッテリーで容量が大きい方がよかったかも。

シャープの人がぬるぬる感のチューニングにつかったというtwitterクライアントアプリのtwiccaを使ってみました。本当に思った通りの動きになって気持ち良いですね。
高精細なので小さな文字も良く読めて良い感じです。
次に、Smart FamilinkがAQUOS以外のDLNA対応機器で使えるかを試してみました。

サーバーはPanasonic DIGA BDレコーダー(型番は忘れましたが、DTCP-IP, DLNA対応)やDLNAメディアサーバー、テレビはSONY BRAVIA KDL-40V5に設定。

スマートフォンに入っている写真を上の矢印を押したり、上へスライドしたりするだけでTV表示中でも割り込んでテレビに表示することが出来ました。下の矢印を押したり、下へスライドするとTV画面は元に戻って、スマートフォンに引き戻されます。

これができるのは、DLNA1.5のDMR(Digital Media Renderer)対応のテレビ。発売したばかりのAQUOSか、SONY BRAVIAの一部くらいかな。

次にDIGAの録画番組を表示しようとしてもリストに何も表示されません。かなり悩みましたが、DIGAの機器の視聴許可設定が出来ていないためだと分かりました。SH-13CとテレビのMACアドレスを視聴許可しました。

するとDIGAに録画された番組をSH-13Cで視聴することができました。通信速度か端末の問題か分かりませんが、ちょっとカクカクとした動きでしたが。

写真と同じように上向きにスライドさせれば、BRAVIAで番組がスムーズに視聴できます。しかも再生/停止、早送り/巻き戻しなどはSH-13Cでコントロールできます。これは面白いですね。
DLNAメディアサーバに入っている写真/動画も試してみましたが、写真は同じようにSH-13CでもTVでもどちらでも表示できるのですが、動画は対応していない形式ということで再生できませんでした。

BRAVIAのメニューからSH-13Cに入っている写真などを表示させることも可能。

Twonkyセミナーで話を聞いたTwonky Specialも使ってみましたが、こちらはサーバとレンダラーを選んでコントロールするというやり方なので、Smart Familinkのようにワンタッチで簡単に表示先を変えたり出来ませんね。

ちなみにYouTubeから共有でBeam転送(Twonky)やAQUOS TVへ送信(Smart Familink)を試してみましたが、BRAVIAには表示されませんでした。まだ対応していないのかな?
バッテリーの持ちはいまいちでしたが、Smart Familinkは面白いですね。
SHARPとPanasonicとSONYの機器がみごとにコラボしました。DLNA1.5対応機器がもっと増えて欲しいです。

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saya: