Bulova Accutron 品質と革新にこだわる高級腕時計ブランド


昨日はFans:Fansの招待で、アメリカ生まれの高級腕時計「ブローバ アキュトロン」日本初!ブロガーイベントに参加してきました。
ブローバジャパンの方からBulovaのブランドや歴史などを聞いたり、タッチアンドトライしたりできました。
私は時計は詳しくなくBulovaも初めて聞きましたが、アメリカでは誰もが知っている腕時計のブランドで、2010年から日本を含む世界進出を行っているそうです。



1875年チェコ移民のジョセフ・ブローバがニューヨークで宝石店を創業したのがルーツで、1911年より懐中時計の製造・販売を開始。そして1919年頃、皆に時計を届けたいと部品の標準化による大量生産を行い高品質で安価な時計を販売したり、世界初のラジオCM、テレビCMを行ったりしたそうです。

企業理念は”Perfection before Production”、”Quality before Quantity”で、品質にこだわっており、また革新を大切にしているそう。
リンドバーグが大西洋単独無着陸飛行に成功したときも、賞金を出すとともに、リンドバーグをブランドアンバサダーとして起用したり、記念モデルを発売して大人気になったりしたそう。写真はその当時の装飾を再現した記念モデル「ブローバ アキュトロン コンクァラー」。


このブローバの革新の象徴が1960年の「音叉式ムーブメント」の発明。チューニング用で有名な音叉を超小型にしたものを電磁石で駆動し正確な360Hzを実現。そのムーブメントを搭載した「アキュトロン」が当時の機械式時計の10倍の精度で一躍有名になったそうです。ブローバのブランドマークも音叉を表しているそう。

アキュトロン誕生50周年を記念し復刻されたスケルトンタイプの「スペースビュー」

NASAにも協力し、アポロ11号では宇宙船のパネルクロックや観測装置などは重力に影響されにくい音叉式のブローバ製の時計が採用されたそう。
そして、2010年には、電波時計のように電波などを使わなくても、年差10秒を実現した「プレシジョニスト」を発売。

さらに、2012年、機械式時計は誤差があって当然、誤差を少なくするためには職人が調整するしか無いという常識を破り、ユーザ自ら誤差を小さくするための調整が可能な「EFAS(External Fine Adjustment System)」を搭載した「キャリブレーター」を発売。他の方式での精度向上では数百万〜数千万もしてしまうのに、こちらは17万程度とか。


ブローバにはいくつかブランドのランクがあるそうですが、日本で発売されているのは最高級の「ブローバ アキュトロン」。スイスで製造されたもので、ムーブメントはETA社などのものを使っているそうです。
他ブランドの数百万するような高級時計と同様のムーブメントを使いながら、6万〜20万の価格設定というのはすごいですね。

ジェミニ
NASAの「ジェミニ計画」にちなんで名付けられた。シンプルだけど格好良いですね。

カークウッド
精巧な機械を見せるのが男心をくすぐりますね。

革バンドもワンプッシュで着脱できるような工夫がされています。
ブローバの時計はクラシックエレガントなデザインの時計が多いため、革バンドが多いそう。

アメリゴ

キュラソー
30気圧防水で海でのアクティビティに最適。

ストラトフォード

マセラ
もちろん女性用のモデルもあります。本物のダイヤモンドを多用してキラキラしていますが、16万以下。贈り物に良いかも。

ミラドー
セラミックとステンレススチールのバンドが特徴的です。こちらもダイヤモンドが付けられています。

サー・リチャード・ブランソン 限定モデル

私は電波時計を使っていて、いわゆる高級腕時計って使った事が無いですが、見ているとデザインや精巧な動きなどとても欲しくなりますね。しかも他のブランドの高級腕時計と違って、記念モデル以外は20万以下というリーズナブルな価格設定。5年保証もつくそうです。
値段が高い時計をしていることに自体に価値を感じる人には向きませんが、機械ものが好きな人が手軽に楽しむことができるのはとても魅力的に感じました。
そんなお金があったらデジカメ、PCなどのガジェットに使ってしまう私には新鮮な世界で興味深かったです。

ブローバアキュトロンについて書かれた本やワールドトラベルアダプター、ネームタグなどのお土産もいただきました。
ブローバジャパン、AMN、ブロガーの皆様、ありがとうございました。
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saya: