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LenovoよりThinkPad X1 Carbonをお借りしましたので、使用感をレビューしたいと思います。
カーボン素材を採用してThinkPadの頑丈さはそのままに、14インチで軽量なUltrabookに進化したThinkPad。一度使ってみたかったのですよね。


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お借りしたX1 CarbonのCPUはIntel Core i7-3667U プロセッサー 、メモリ4GB、SSD256GBで性能的にはまったく問題ないですね。とてもサクサク動作するのが気持ち良いです。OSはWindows 7 Professional 。構成はカスタマイズ可能です。
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厚さ8〜18.8mmでとても薄く感じます。
重さも14インチで約1.36kgはかなり軽く感じますね。
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サイズ的にはMacBook Air 13インチとほとんど変わりませんね。
液晶まわりの枠が非常に細く、LEDバックライト付14型TFT液晶が搭載されています。ノングレア(非光沢)の1600×900ドット液晶はとても見やすく発色も良い感じ。画素の隙間のような縦筋が見えてしまうのが残念ですが、画面が広く精細なのは良いですね。
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あと、やはりキーボードが良いですね。フルサイズでアイソレーションキーボードなのにしっかりとした打ち応えがあり心地よく打つ事ができます。キーボードバックライトも搭載されています。キーボードバックライトはFn+スペースで、ON(明/暗)/OFFを切り替えることができます。
トラックポイントも搭載され、キーボードから手をあまり動かさずにマウス操作も可能です。タッチパッドの操作感も良いですね。
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上面はとてもシンプル。カーボンでも塗装で今までのThinkPadと同様の感触になっています。
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底面もすっきりしていて綺麗ですね。側面に端子のある奥の方はと前の方では傾斜が変わっており前の方ほど薄く感じられるようになっています。
左右のスリットみたいなのはステレオスピーカー用の穴で、Dolby Home Theatre v4搭載と相まって思ったより良い音がします。
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排気口なども上手く処理されています。
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せっかく本体が薄型軽量なのにACアダプタが大きく重いのはちょっと残念。ACアダプタが不要なくらいバッテリーが持てば良いのですが、バッテリーはちょっと心もとない感じ。交換も出来ないですし。
でも、ACアダプタによる急速充電である程度までかなり速く回復するのは良いですね。35分で約80%の充電が可能だそうです。
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左側面には、電源コネクタとUSB 2.0、無線LANのスイッチを搭載。
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右側面には、メディアカードスロット、ヘッドセット端子、Mini DisplayPort、USB 3.0、盗難防止コネクタを搭載。
上側面にはSIMカード用の蓋が付いていましたが、日本ではWWANモデルは発売されていませんね。
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液晶画面はほぼ180°開くことができますね。
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キーボード上部には電源ボタンの他、音量ボタン(消音/下げる/上げる)、マイクオン/オフと、もう一つボタンが付いています。
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そのボタンを押すと、SimpleTabというアプリが立ち上がります。Windows8のタイルを先取りして操作を簡単にするようなアプリっぽいですが、これは便利なのかな?って感じ。
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有線LANはUSBアダプタで、VGAはMini DisplayPortの変換アダプタで接続する必要があります。
RAW現像とかもやってみましたがとても高速に処理できますね。
使ってみた感触は思っていたよりも良い感じで、薄く軽く剛性もあり、使っていて気持ちが良いです。特別なソフトなんかはないですが、基本性能がしっかりしていて、キーボードや液晶なども良い。バッテリーの持ちなど多少の不満点もありましたが、モバイル用のビジネスなどで使うしっかりしたPCを考えた場合、Windows 8も問題なく動くようですし、タッチが必要というのでなければ、結構良い選択肢だと思います。(米国ではタッチ対応のThinkPad X1 Carbon Touchというのが発売されていますが、少し重くなります。)
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