Jawbone UP 常に身に付けて健康管理するリストバンド スマホと連携し歩数計にも睡眠分析にも


昨日はオグルヴィPRの紹介で、米国ジョウボーン社のスマホと連動するリストバンド「UP」の商品説明会に参加してきました。JawboneというとJAMBOXなどのワイヤレススピーカーで名前を聞いたことがありましたが、新製品「UP」はモーションセンサで歩数や睡眠状態をセンシングして健康管理ができるという、リストバンド(活動量センサー)+スマートフォン(アプリ)+クラウドのシステム。4/20の日本発売に先駆けて、Jawbone社のJorgen Nordin氏からそのこだわりを伺いました。



UPのコンセプトは常に身を付けて、シンプルかつ簡単に健康管理できるようにすること。そのため、90分の充電で10日間もバッテリーが持つようにし、防水、快適性、耐久性などにこだわっているそう。

常に身に付けている前提で、防水については時計などの防水基準に比べてずっと厳しい試験を重ねたそう。シャンプー、皿を洗剤で洗う、水遊びなど使うシーンを考えてそれに耐えられるようにしたとか。このようなシャワー型の試験装置で汚れた水などを掛けたりも。

腕につけたり外したりする仕方も人それぞれなので、伸縮の耐久テストもしっかりと。

プッシュボタンを引っ張って取れないかの試験。
このように単純な商品に見えて実は製造方法や試験方法をかなり工夫しているのだそうです。

そしてもちろんデザインにも力をいれている。身につけていたいと思うもの、自己表現にもなりファッションとして違和感もない、機能性ジュエリーを目指したとか。



スマートフォンとの情報の同期はUPのカバーを外して出てくる3.5mmプラグを差して同期できる。イヤホン端子で通信できるというのは良いですね。充電も付属のUSBケーブルとイヤホン端子を接続して充電します。

左がiPhoneアプリ「UP by Jawbone」のメイン画面。睡眠、歩数、食事、感情などの情報が表示されています。睡眠や歩数はセンサーで取得された情報から設定した目標値に対する達成度が表示されます。食事や感情はこのアプリで入力する形になります。
右は睡眠の分析。レム睡眠、ノンレム睡眠の時間が分かります。

左は歩数とアクティビティの分析が表示されています。
右はライフラインで、睡眠や歩数、食事、感情などがまとめて時系列で表示されます。

Smart Sleep Alarmは、先ほどの睡眠分析に応じて設定された時間帯で寝覚めが良い時間にリストバンドをバイブレーションさせるというもの。
Idle Alertはずっと座って動かない時にバイブレーションして、動作を促す。
Power Napは、昼寝の設定を寝てから何分というかたちで設定できる。

Log Workoutはバンドはスイッチでの開始、終了時間の入力だけで、スマホで運動の種類や頑張り度などを入力できる。
食事については、写真を撮ったり、場所や食品の種類を検索して、量を入力して記録する事で、何をどこで食べたか、一日の摂取成分量などを把握できる。
またこのようなライフログ情報をSNSを使って友人と共有する事も可能。
こういった様々な可視化で、普段の何気ない行動が、健康的にどうなのかが分かりやすくなるため、自分の行動を変えるきっかけとなる。自分の生活をしっかり理解したり、目標に対してどうなのか把握することが重要ということですね。

ライフログを分析した結果のアドバイスも出てくるそう。
ちなみに写真はJorgen Nordin氏が実際に使っているものなので英語表示ですが、iPhoneアプリは日本語対応されています。Androidアプリも最近出たそうですが、こちらは現段階では英語のみ(日本語対応予定)。

こちらはUPの内部。左からバイブレーションモーター、充電式バッテリー、三軸アクセロメーター。つまりセンシングは高精度モーションセンサーのみで、そのデータから睡眠状態や歩数を分析している模様。その他の位置情報等はスマホの情報を利用している。

日本ではこの4種類のカラーが発売される予定。カラーは設計・試験を繰り返す中で作った多くの試作品から、人気が高かったカラーから選んだそう。13,800円。

シンプルかつ手軽に様々な生活の可視化ができそうなUPはとても面白そうな商品ですよね。特に健康やウエルネスに関心がある人は注目です。

今回、このUPをレビュー用に頂く事ができましたので、使ってみてまたレポートしたいと思います。
Jawbone、オグルヴィPR、ブロガーの皆様、ありがとうございました。
Amazon: 【正規代理店品】 UP by Jawbone ライフログ リストバンド ミディアム オニキス ALP-UPM-OX

saya: