CANON EOS M3で撮影した冬の京都 建仁寺 東福寺 平等院鳳凰堂

みんぽすよりお借りしている発売前のCANON EOS M3で、先日に引き続き冬の京都を撮影してみました。
写真はすべてJPEG撮影したものそのままですが、試作機での撮影です。

祇園花見小路を南下した突き当たりにあるのが、

建仁寺。

建物の中が撮影禁止なところが多い中で、どこでも写真撮影して良いという大好きな禅寺です。

法堂の天井画「双龍図」が見応えがあります。

また、有名な俵屋宗達の屏風画（風神雷神図）もあります。（ただし、展示されているのは複製品で本物は京都国立博物館）

◯△□乃庭

潮音庭

この外からの光と影も大好き。

大雄苑

唐子遊戯図

茶室「東陽坊」

近くの六道珍皇寺は第49回京の冬の旅 非公開文化財特別公開が行われていたので寄ってみました。

本尊である薬師如来像や、小野篁作と伝わる「閻魔大王像」、江戸時代の法橋院達作「小野篁立像」、「冥土通いの井戸」「黄泉がえり之井」、近年10世紀頃の作と判明した「毘沙門天像」や地獄絵「熊野観心十界図」などが公開されていました。

建物内や庭に降りたあと撮影禁止でしたが、六道の辻や地獄などの仏教観に関する説明など結構興味深かったです。

次は東福寺。紅葉で有名な禅寺で、日本最古の最大級の伽藍とか。確かにかなり広大です。

紅葉のシーズンは真っ赤に染まる臥雲橋から眺める通天橋。

まずは、偃月橋を渡って龍吟庵へ。こちらも京の冬の旅で特別公開中です。紅葉シーズンも公開されるとか。

建物はかなり古いものだそうですが、庭園は比較的新しいもの（1964年）。それぞれに意味があって解説を聴くとなるほどと思います。
無の庭

龍門の庭。龍が海から顔を出して昇天する姿を石組みで表現。

不離の庭。大明国師が幼少の頃、熱病にかかって山中に捨てられた時、二頭の犬が国師の身を狼の襲撃から守ったという故事を石組みで表現。

白砂じゃなく鞍馬の赤石を砕いて敷かれているというのが珍しいです。

次は、東福寺本坊庭園へ。

南庭

西庭

ここから見る通天橋も良いですね。新しい枝が赤くなっていてキレイでした。

北庭

東庭

さらに通天橋・開山堂へも。

さきほどいた方丈ですね。

開山堂

最後は、10円玉や1万円札でお馴染みの宇治の平等院鳳凰堂。前回訪れた後に改装工事がされて綺麗になっています。

色々な角度から撮影してみました。

宇治橋

ちなみに京の冬の旅のポイントではスタンプラリーが行われており、3箇所回ると無料でちょっと一服することができます。

帰りの新幹線で近江牛弁当。
この日も2万歩ほど歩き、かなり疲れたのでエクスプレス予約のグリーン特典でグリーン車で帰りました。

EOS M3は撮った写真を見るとものすごく綺麗に撮れていますね。やはりEF-M11-22mm f/4-5.6 IS STMの超広角レンズを使うことが多かったのですが、庭園や建物内などを広く写すにはとても便利。コンパクトなので、持ち運びにも困らないし。
撮影後プレビューしている時にシャッターを半押ししてもカメラ画像に戻らないのがサクサク撮影したいときに少し気になりましたが。シャッター音などは心地良いですね。