[PR] ハミングヘッズ自社技術による 全てのニュースを公平に見せる「Justy Finder」 その手作りすぎる裏側に潜入



月島にハミングヘッズ株式会社という「独自技術で世界に誇れる製品を 日本発、世界へ」をスローガンにIT製品・サービス開発を行っているユニークな企業があります。
同社がソフトウェア開発で培った技術を結集し開発した検索エンジン「Justy Finder」について、その特徴や仕組みなどを伺ってきました。



ハミングヘッズの開発の検索エンジン「Justy Finder」は、http://justy.hummingheads.co.jp/でアクセスできます。現在はニュースとエアライン空席の最新情報を得ることができます。もちろん利用は無料。技術アピール・知名度向上のためのサービスだそう。
最新ニュース検索トップページのトピックスを選ぶと写真いっぱいの現在のニュース一覧が表示されます。
ここではPCのブラウザでアクセスした画面を出していますが、もちろんスマホからのアクセスも可能(インターフェースは異なります)。

ジャンルを選択するとこんな感じに。これはマガジン表示。

詳細表示

リスト表示
これだけ見ると、よくあるニュースキュレーションササービスかつちょっとデザインが…と思うかもしれませんが、よくあるニュースキュレーションサービスとの違いはキュレーションしないところ。つまり自動収集した全てのオンラインニュースサイトのニュース記事を包み隠さず時系列に表示します。勝手に学習されてフィルタリングされたり、何らかの意図を持ってフィルタリングされたりというのがイヤという人、自分で絞り込みたいという人向けのニュース検索サービスです。

オプション検索を選ぶと検索対象期間、検索ワードを指定できます。検索対象は現在最大1ヶ月になっています。

他の検索エンジンが提供するニュース検索との違いは、正確にニュース本文のみを検索対象としているため、記事周辺の雑音を拾ってしまったりしないことだそう。

掲載記事ワードランキングを押すと、ニュース掲載記事で使われているキーワードのランキングが出てきます。検索キーワードランキングを出しているところは多いですが、ニュースのキーワードランキングが出てくるのは面白いですね。

ちなみにEnglishを選ぶと日本のニュースサイトの日本語ニュースを英語にして表示されます。ただし機械翻訳です。

ちなみにニュースだけではなく、エアラインの最新の空席情報を検索することもできます。
これからWOMANカテゴリやペットカテゴリの新設も予定しているとか。

ハミングヘッズはどのようにしてJusty Finderのような最新情報検索サービスを作ったのか?そのあたりの裏側についても聞いてきました。

ハミングヘッズの主力製品はセキュリティプラットフォームという企業からの情報流出を防止するセキュリティソフト。ディフェンスプラットフォームという他とは違うホワイトリスト型セキュリティソフトも提供しています。

そういったソフトウェアの開発に使っている約2000台のサーバ群。ラックマウントサーバでなく、パソコンがこれでもかと積み上げられているのには驚きました。
分かりにくいですが写真真中に通路があってずっと奥まで何列も続いており、大きなファンで熱を逃しています。

データセンターやクラウドサービスを使わず、自社でこれだけの環境を構築したのは、セキュリティソフトを開発しているのもありますが、自らすべてやりたいという職人気質な開発者ならではですね。

さらに膨大なソフトの試験を行うために自動試験ツールを自社開発。インテリジェンスプラットフォームという名前でPC操作自動化ツールとして製品化しているそうですが、人が行うPC操作を自動化することができます。しかもマウスやキーボードをエミュレートするのではなくWindowsのAPIレベルで記録・再現できるので、操作タイミングなどを正確に再現できるそう。(写真はインテリジェンスプラットフォームによるExcel自動操作のデモ)

このインテリジェンスプラットフォームの自動化技術と、やはり自社開発のスーパーサーチエンジンの高速全文検索技術を組み合わせて実現したのがJusty Finder。

ディスプレイのうらにパソコンが少し見えますが、300台のグリッド・コンピューティングシステムで全自動でニュースサイトの最新記事の取得や翻訳、エアラインサイトの空席情報取得などを行っています。

ディスプレイにはニュース取得の様子やBingを使った翻訳が表示されています。もちろんこれはデモンストレーション用途で普段はディスプレイを切っているそう。

いわゆるビッグデータ・クラウドな作りで、Hadoopジョブを分散並列処理したりデータ共有したり、仮想環境をどのようにしているかなど、分かる人には分かる技術的な解説もありました。

解説の後は、Justy Finderの「国産の(国産技術で)新鮮なネタ(最新ニュース)をお届け」にちなんで、寿司を囲んで懇親会。参加ブロガーの方々と話しながらJusty Finderってどのように使うと面白そうか考えてみました。
企業名などで検索してその関連ニュースをリアルタイムにもれなく取得することで、株取引や営業などに使う。
同じような記事の削除をしないので、特定のニュースの出元を知るために使ったり、各ニュースサイトで記事の書き方の違いを味わったりする。
好きな有名人などのニュース写真をマガジン表示で楽しむ。
などが思いつきましたが、やはり今のインターフェースより、検索結果に該当するニュースが出たらすぐに反映される自動更新アプリなどがあれば、より良さそうですね。
さらに言えば、Streaming APIやREST APIなどが公開されれば、全ニュース取得の強みを活かして、独自キュレーションサービス提供や別サービスへのニュースリンク埋め込みなどができ利用が急増するかも。投資対効果や著作権などの問題で難しいかもしれませんが。
ハミングヘッズという会社の「独自技術で世界に誇れる製品を」というスローガン通りの、手作り感あふれるJusty Finderの裏側に日本のものづくりの底力をみた気がしました。
ハミングヘッズ、AMN、参加ブロガー、築地玉寿司の皆様、ありがとうございました。
Justy Finder : http://justy.hummingheads.co.jp/

saya: