ブロガーイベントから半年間に渡り、EPSON MOVERIO BT-200AVをお借りしていました。
記事も色々書かせていただきましたが、まだ書いていなかった感想などを書いておきたいと思います。
シースルー型のスマートグラスMOVERIOに一番期待したい用途がARの機能。観光や展示などでスマートフォンを使った情報提供は最近良くありますが、メガネを掛けたままそこにイメージと音声で解説を追加するなんて用途は面白そうです。
と思っていたら、もうすでにそんなツアーが実施されているのですね。このMOVERIOを使った近畿日本ツーリストのスマートツーリズム「ウエアラブル眼鏡でリアル体験!江戸城天守閣と日本橋復元3Dツアー」なんてのが開催されていたそうです。
その場所の江戸時代の3Dイメージを表示するというのは面白いですね。
MOVERIOでこのアプリ使ってみたい!と思いましたが、残念ながら公開はされていないよう。ただ、このアプリを開発した東京大学発ベンチャー「アスカラボ」がMOVERIO Apps Marketでバーチャル石舞台古墳アプリを公開しています。
これは実際は3D映像ですが、3Dキャラクターと3Dイメージで石舞台古墳について説明してくれるのは面白いし、よく出来ています。
私も夏休みにアプリでも作ってみようかなとAPIを調べたりしていたのですが、結局夏休み返上で仕事になったため断念。
ドコモのAPIはMOVERIOで使えるのかな?
一つやってみたかったのが、音声の利用。コエカタマリン風に音声をARで可視化するなんてのもやってみたかったのですが、UDトーク for Moverioなんてのがありました。
さらにSAOのYUIみたいな感じでARで3Dキャラクターを出して、会話で情報を検索して回答するというのも面白そうだと思っていました。
Amazon AndroidアプリストアにはTiny AR liteなんてのもありましたね。シースルー型スマートグラスだとカメラを使わなくても現実の風景にキャラクターが浮き出るので、面白いです。
アプリ作ってみたいなあ。
他のアプリで実用的だったのが、Mirroring360 AirPlay Receiver。Androidのミラーリングは初めからできましたが、iPhone/iPadのミラーリングや音楽・動画の転送をAirPlayで行うことができます。
また面白いけど操作が面倒だったYouTubeの3D動画の視聴もYouTube 3D Video Playerで便利に。
MOVERIOは操作性がいまいちなので、少し操作が便利になるだけでずいぶん印象が変わったりします。MOVERIO Apps Marketの操作性も良くならないかな。
カメラも高精細になってほしい。
業務用には500万画素ステレオカメラ搭載のMOVERIO Pro BT-2000なんてのも出るようですね。ますます発展が期待されます。
Amazon: EPSON MOVERIO スマートグラス BT-200AV