ペン入力だけでなく映像視聴や写真現像に便利 Lenovo Yoga Book Wi-Fi Android版

2月頃ですが、店頭で見て気になっていたLenovo Yoga Bookを購入しました。Yoga Bookはほぼ同じスペックでAndroid 6版とWindows 10版がありますが、CPUがIntel Atomでメインメモリ4GBなので、より軽快に動きそうなAndroid版を。LTEなしのWi-Fi版が39,800円(税抜)でした。(今はすでに違う型番で価格も上がっているようです)


結構小さくて軽い箱が届きました。


開けると本体がお目見え。ほぼ本体サイズ(USBアダプタ分だけ箱が大きい)感じですね。


中には本体の他に、リアルペン(EMR芯、インク芯x3)、BOOK Pad、ACアダプター、USBケーブルなどが付属しています。


本体はとても薄く(9.6mm)て、約690g。
カラーはガンメタルグレーを選びましたが、シャンパンゴールド、カーボンブラックのバリエーションがあります。


Yoga Bookの特長は、キーボード部(クリエイトパッド部)がハロキーボードとなっており、前面タッチパネルになっています。
使用時はライトでキーボードが浮かび上がりますが、切り替えてペン入力のためのパネルにもなります。


Androidタブレットとしての使用感は良いですね。Atomプロセッサーでサクサクと動くし、バッテリーの持ちも良いです。
10.1インチの大きな画面でアプリを切り替えながら使えますし、フルWindow表示以外に小さなWindowで同時に見たりもできますね。
タッチパネルだけでなく、キーボードを使えるのも良いです。ただ、キーボードはあくまでもタッチパネルなので、ブラインドタッチは難しいですが。
あと振動やタッチ音でタッチのフィードバックがあるのですが、ちょっとうるさいので切ってしましました。


使っていないときのバッテリー消費は気になります。モバイルバッテリーで充電できるのは良いですね。
アプリを一度に終了することもできます。


ペン入力は、磁石付きのBOOK Padに厚みのあるノートを挟んで、そのノートの上から書いてもちゃんと筆圧付きで書けるのが良いですね。
手書きのメモをノートに取りながら、同時に取り込める感じ。画などをトレースするのにも良いですね。
ただ、実際の仕事やイベントで手書きメモを取ろうとしたら、ちょっと大きすぎて使いにくかったです。
ディスプレイを折りたたんだ状態でも使えるみたいですが、ちゃんと取れてないこともありました。


期待していた以上に良かったポイントが、1920×1200ドットの10.1型ワイドIPSパネルがとても綺麗に表示できるところ。
nasne ACCESS、Panasonic media access, amazon prime video, YouTube, VLC, TVer, AbemaTVなど色々なアプリを入れて、撮り貯めたTV番組や動画サービスを楽しんでいます。クリエイトパッド部がスタンドになるのも便利。


テントスタイルでも視聴できます。


そして、ドルビーアトモス搭載のステレオスピーカーもなかなか期待以上の音を出してくれます。
映像を観るのも、音楽を聴くのにも良い感じです。


電子書籍を見るのにも良いですね。特に雑誌やマンガなどサイズの大きいものを見るのにとても良いです。
少し重みを感じますが、タブレットスタイルで持ちながら読めますしね。


また良かったのが、デジタルカメラからアプリで写真を転送して、Lightroomアプリで現像して、InstagramなどSNSに投稿するというのが大画面でできるところ。
画面も精細が綺麗なので、現像にも適していると思います。実際に出張に持っていって、下記の投稿のための現像に使ったりしました。

使っていると、ディスプレイとクリエイトパッド部の指紋が付くのが気になるので、反射低減保護フィルム『Perfect Shield YOGA BOOK 液晶用・ハロキーボード用』を貼りました。まだ指紋がつくもののかなり軽減された感じ。

saya: