本物のガラスの感触・光の反射を リキッドサーフェス HTC-U11 #HTCグローバルレポーター

HTC サポーターズ クラブの企画で、HTCグローバルレポーターとして、新フラッグシップスマートフォンHTC U11の台北での発表会に参加、また東京で開催されたHTCファンイベントにも参加してきました。
HTC U11のデザイン、特にリキッドサーフェイスについて、インダストリアルデザイン部門アシスタント・バイスプレジデントのJohnson Chiang氏より直接伺うことができました。


製品発表会が行われたHTC本社の上部フロアにデザインスタジオがあります。


特別にデザインスタジオも見学させていただきました。


デザインスタジオ内にはHTCの今までのスマートフォンやデザインモックなど沢山置かれており、みんな興奮気味。


今までのHTCのスマートフォンはメタル素材のイメージでしたが、今回着目した素材はガラス。


自然界にあるものは単色ではない。ガラスは反射により様々な色や形が生まれる。
メタルとは違うことができる、別の美しさがあるということで、ガラスという本物の材料の特製を研究してきたそう。


1.25mmの厚さだと厚すぎる、


0.55mmの厚さだと打音がガラス的でなくなり、深みに欠ける。とか様々な試行錯誤を重ねたそう。


コーティングレイヤーを重ねることで、屈折で神秘的な様々な色を作れることが分かりこれが水面に映る光のようなので、リキッドサーフェイスというコンセプトに。


動画で色が変化する様子をご覧ください。


平面のガラスでなく、手触りが良いスムーズな曲面を実現。


このエッジを実現するために20回ものプロセスで曲げているのだとか。
4つのコーナーをスムーズに曲げることが難しかったそう。


このようにして手にフィットして、画面のサイズを大きくすることができた。

メタルと同じような感触ができ、メタルでできないこともできる。
良いグラスで飲むビール、ワインに似たような冷たさ硬さといった本物の感触を実現したかったそう。


カラーは、左からサファイアブルー、アメイジングシルバー、ソーラーレッド、アイスホワイト、ブリリアントブラックの5色。
サファイアブルーは、サファイアの様々な色をイメージ。角度によって濃い青だったり薄い青だったり。
アメイジングシルバーは、水面の光の反射をイメージ。シルバーという名称ですが水色やうす紫に見えます。
ソーラーレッドは、太陽に照らされた赤い峡谷をイメージ。角度によって赤にも金色にも見えます。
アイスホワイトは、氷山の虹をイメージ。白の中に様々な色を感じます。
ブリリアントブラックは、夜のグリーンのオーロラをイメージ。黒の中にうっすらと緑を感じます。
残念ながら日本ではソーラーレッドは出ないみたいですね。(台湾と日本の若い人を意識して作った色という話もあったりしたのですが)


ちなみにデザインスタジオで見せてもらった中のフレームや部品にもカラーが付いていたのが印象的でした。
こういう見えないところもこだわるの好きですね。


リキッドサーフェイス、ぜひ実物を見てみてください。なかなか不思議な色で面白いですよ。
少し指紋が気になったりするのが難点ですが、きれいなものが好きな方におすすめです。

saya: